副業を始めたいけど、何をしたら良いのか
分からない。
そんなあなたに向けて、最初の1歩を
踏み出すヒントをお伝えしています。
「カウンセラーとは何か?」
そんなことも良く分からないまま、
週一回の産業カウンセラー講座に
通い始めた私。
まず最初に受けたのは、
「なぜ産業カウンセラーを目指すのか?」
という質問でした。
この問いに、
「クズと呼ばれたからです」
と答える訳にもいかず......。
困った私は、
それらしい答えをひねり出すことに
しました。
もしカウンセラーになったら
どんなことができるか......。
そんなことを考えていたとき、
私は、あるエピソードを思い出します。
当時、一般企業に勤めていた私は、
その会社で労務人事の仕事をしていました。
私がいたのは、本部と呼ばれている場所で
全従業員の1/4強の社員が
働いていましたが、
残りの3/4弱の社員は、
支店や事業所という部所に所属していました。
そして、この事業所という職場は、
3~6人の小さなコミュニティーで、
本部とのかかわりもほとんど無い
離れ小島のような場所だったのです。
ある日、私は、この事業所の社員の
こんな言葉を耳にします。
「自分には、本部の人たちが、
何を考えていて、
何をしようとしているのかは関係ない。
ただ、自分の目の前の
作業を淡々とこなすだけだ」
と......。
これ、寂しいと思いませんか?
同じ会社の一員なんですよ~!!
どうなってるんだ、報・連・相。
そう思いますよね~?!
このエピソードを思い出した私は、
「今の『ただの総務部社員の自分』には
なんともしてあげられないことだけど、
もしカウンセラーの資格を取ったら、
なんとかしてあげることが
できるのかもしれない。」
そんなことに思いいたります。
こうして、
私のカウンセラーを目指す理由は、
「事業所という狭いコミュニティーで、
声を上げられずにいる人たちの声を
少しでも拾いたい」
になったのでした
やれやれです。
完全に後付けですけどね(苦笑)。
でも、この気持ちも本物です。
ミッションや使命というと、
「自分の中からコンコンと湧き出てきて
行動を後押しするもの」
なんて思う人もいるかもしれませんが、
そんなことって全然無いんですよね。
むしろ、
「自分の中にあるものを掘り当てる」
っていった方が近いのかな
なんて思う、今日この頃です。
産業カウンセラー資格取得への道は
まだまだ続きます。
次回は「最強種」に出会ったお話です。
お楽しみに~