副業を始めたいけど、何をしたら良いのか
分からない。
そんなあなたに向けて、最初の1歩を
踏み出すヒントをお伝えしています。
好奇心だけで産業カウンセラー資格の
取得を決めた私。
ところが......。
そんな私の前には、高く、険しい壁が
そそり立っていたのです。
思い返せば、
大学卒業後、新卒で入社した
証券会社を4か月で辞めたのも、
社会保険労務士資格を取得したにも
かかわらず、
迷わず会社員を選んだのも、
実は、この壁のせい。
その壁とは......。
知らない人と話すのが超苦手!
という壁。
いやね!
今の私しか知らない人は、
「嘘でしょ?」
って言うと思うんですが(笑)、
これマジなんです。
知らない人と話すのが......
と書きましたが、本当のところは
人とコミュニケーションを取るのが
とにかく苦手だったんです。
そうはいっても、大人ですから!
「初めまして」の人とも
愛想良くお話することはできたし、
誰にでも良い感じを与える受け答えの
スキルも習得済みです。
ところが、実際は
このスキルが私を苦しめていたんですよね。
だってね、
「自分を良く見せなきゃ」
とか、
「沈黙が怖いから話題を探し続けなきゃ」
とか
「なるべく笑顔で感じよくしなきゃ」
とかとか。
そりゃ、疲れますよね!!
今では、
こんなことは全く思いませんが(笑)。
とにかく、当時の私にとっては
知らない人と話すことは、
高い高い壁だったのです。
にもかかわらず、カウンセラー講座への
通学を決めた私。
産業カウンセラー養成講座とは、
文字通り、
カウンセラーになるための講座です。
なので当然、
実技練習のロープレなどがあり、
そこに集まった人たちとの
コミュニケーションは必須です。
あんなに、かたくなに
「知らない人と話すのはイヤ」
と言っていたのに、なぜ?
そう思いますよね(笑)。
その理由は、
「その壁を超えたかったから」
な~んて言えれば、カッコいいんですが。
「そこまで考えが至らなかったから」
というのが真相です。
こうして私は、
自分でも全く意図しないまま、
「目の前の壁を超える」という
ロッククライミングに挑戦するハメに
陥ったのでした。