先日、11月末の感謝祭のあと、お隣さんがすぐさま
クリスマスのライトやら お庭に飾るデコレーションなんかを飾り始めていた。
もう飾ってるんだね って言ったら
「私達 クリスマスが大好きなの。
だから 早いんだけど もう 感謝祭が終わったら
すぐ飾るんだよね」
そこで 「そうだよね!」って 同意できな自分。
ザワッとする自分がいた。
こっちに来てからの クリスマス
辛いザワザワする気持ちを拭えないまま
がんばって楽しんでいたクリスマスの記憶のみ
ただ苦しい
それを はっきり自分に向き合って 気がつけた
アメリカのクリスマスは
家族が集う 私達で言う お正月みたいなもの
なので、一年で一番 楽しい日であるはずだけど
私にとっては義家族の家に強制的に行かされる
自分のペース 自分たちのペースを保つことができない
なので たいてい わたしが 帰ってきてから ストレスがたまって
調子悪くなるとか
滞在中 誰かが具合が悪くなったり 帰ってきてから具合が悪くなったり
そういうことが多かったり
とにかく イベントが多すぎて 疲れる
良くはしてくれるけど
一方的に 球を投げられて 食らってるみたいな状態が多くて
それを 自分で いやだとか むりだとか 言えなかったり
言ったとしても
旦那は 私をおいて ほっておいて 本人の家族と過ごすことを 選ぶし
この一年でいちばん大事な日を 家族として過ごさないことは
悪である
みたいな 概念がずうっとあった。
もともと 自分の家が そんなに集まったりしない家だったから
常に一緒にいて過ごす 家族が自分の理想だったり
それでこそ 自分は幸せになれる
満足できる ずっと求めていたものを つかめる
そんな想いでいた。
だけど
半年前にある友人から教えてもらった世界に足を踏み入れることで
自分が 自分らしくなかったり
頑張って 無理していたり
自分の心を大事にできないで
形だけを追い求めていたことに 気がついた。
なので 子どもたちと旦那と この時期離れても
それはいいんだ
自分の心に 正直になろう
自分の心を大事にしよう
よく考えても 自分の家族も クリスマスには 揃っていたこともないし
お正月は そろってはいたけれど
クリスマスそのものに対しての思い入れもない
静かに 普通に母と一日を過ごし
兄と弟はいたかもしれないけど
姉はいつもどこかへいってたし
もちろん父も 仕事で遅かった。
それは 悪でもなんでもない
今までは 一人でいる不安があったり
母として子供のそばにいないことが いけないことだっていう罪悪感みたいなものがあったりした
旦那の実家は飛行機だったら一時間ちょっとだけど
車だと 10時間ちょいかかる場所
行ったら行ったで 楽しめることも確かにあるかもしれない
だけど
今年は 自分一人でここに残ることにした。
旦那は
「そんなこというけど、毎回直前で変わるじゃん」
とか そういうことを言われた。
やっぱりそう思われてるんだよな。
ちょっと悲しくもなる。
間違ったかな、このけっこん
と思うこともあるけど
みんなどこかしら こんな感じのことはあるみたいだし。
子供も旦那もいない生活を一週間も過ごしたことが 十年以上ない。
自分大丈夫かな。
楽しめるかな。
ちょっと心配だったりもする。
羽を伸ばせて、気分スッキリできるかな。
週末のお父さんみたいに、やることなくてソワソワするのかな。
ただ 心に溜まった つらい気持ちを 払拭して スッキリして次の年を迎えたい。
心も体も頭も すっきり 空っぽにして
リセットしたい。
多分そんな時間になるといいなと 願っている。