知らなかったわけではないだけど、
ちょっと 新しい感覚というか 疑問提起的な感じで ちょっと考えるところがあった。
それは、
先日ジブリの スズキプロデューサーのHuff Postの記事に目がいった。
「日本人は、人生よりも『仕事』を大事にする」
https://www.huffingtonpost.jp/entry/toshio-suzuki_jp_5d0df3a0e4b07ae90d9d9867
どちらかというと
自分の人生の成功は 仕事で 名を挙げるみたいなところがあって
うちは家族が多い方ではあるんだけど、
家族で過ごす時間というのはほぼ無かった記憶が多く
年を取れば とったで それが寂しく感じるようになり
結果
家族を大事にする人と結婚し
今では それはそれで 楽しいけれど
やっぱり そうやっていきてきていないんので
不満が生じる。
そう、
旦那の家族は 家族構成はほぼ同じなんだけれど、
とても 家族の時間を大事にし
そのために 仕事をしている といったようなかんじ。
なにもかも すべて 家族のため。
家族との時間を過ごすため。
その スズキプロデューサーのいっている タイの女性のスタイルで、
仕事をやめてしまうっていうことは あんまりないんだけど
家族がすべて。
今では結婚して十年以上経っているのでだいぶ、その感覚やスタイルに
馴染めるようにはなったけれど
満足はいかない。
最初はその感覚がわからなかった。
そのタイトルの通り
「日本人は、人生よりも『仕事』を大事にする」
により近い生き方をずっとしていたし、
まず 父親がそういうタイプでもあり
また 兄弟も比較的 そういう感じで生きている感じでもあり
だからって 家族をないがしろにしているというわけではなく
みんな それぞれ 自分の目標に向かって 生きている
そして 時々 あつまる みたいな かんじ。
4人兄弟の家族から来ているのに
まったくタイプの違う家族
そんでもって、
遊んでもらったことがあんまりないので
子供との遊びが よくわからない 苦痛だったりもして
旦那には 子供は寄り付く(たくさんあそんでくれるし 遊びが大好きだから)
けれど
私には寄り付かない(宿題をこなすとか やるべきことをするとか そういうことしか 言えないタイプ)
だから
旦那には ちょっとけなされる。
今はそれは 経験していないから仕方ないし
って こう 開き直っているのだけれど
家族を大事にするために 生きるという生き方が
以前の私には あまり 響かず
え、なんで?みたいなところがあったんだけど
その記事を読み
改めて
家族を大事にすることや 時間を過ごすことを 中心として生きる 生き方が
少し 感覚として 理解でき、 それが 自分のからだに 若干 浸透するようにもなった。
とはいえ、
やっぱり 社会で 結果を残し 名を挙げることが
私にとっての 生きている意味、達成感であることが 変わり
消え去ることはない
というのが
育児約9年弱していて、感じること。
体調を崩し 元気ではなくなってしまったことから
たくさんのことを 諦め、
まずは元気に楽しく生きるということに 努めてきた この約十年間
それを やっと越えられるような ところまで 来ている気がする。
どんな生き方にも 正解も不正解もないけれど
自分が 納得できる生き方を 選んでいきたいし
それをさぐっていかないとなぁと 感じた。