ある友人のプロポーズ現場を目にした。


いろいろな事を乗り越えての そのプロポーズに
きっと彼女は いろんな思いがあっただろう

もちろん 素敵なプロポーズ
うらやましいなぁ~なんておもいながら。



私もかれこれ何年前に プロポーズをされたけれど
それも今となっては笑い話になるほどこっけいなもの


まぁ
もともと 不器用なパパさん
自分で彼女のために買い物をするなんてことは
皆無だった人が
何とか 指輪を買ったのはいいけれど

日本に来る前に 手元に届かず
人に頼んで 私の実家に送ってもらい
母に一言も告げなかったので

母は 箱を開けて驚いて
もちろん 結婚を前提で付き合っていたし
母は最初から了解済みではあったけれど

私が見えないところで

「荷物届いているから、あそこにあるからね」
と まぁ 母に協力をされて 指輪を手にしたはいいけれど


プロポーズする予定であった場所場所で、 私を怒らせて
その”時”をまんまと逃し


結局 帰国の途をたどる その直前
空港で マッサージチェアーに 座らせられた私は

なんとなく おかしいなぁと思いつつ 

目をつぶらさせられ


いきなり 指輪の箱を ひざの上に ぽんと ホン投げられた

みたいな 笑




あけてくれないの!?

ゆうてやっと 開けてくれて

Will you marry me?

っていわれて 号泣したまま 
彼を見送った

という かんじで

イエスもノーも言わなかったので、彼は

あれは どっちの 意味だったんだろう。。。


と ずっと悶々としばらく思っていたらしい笑





今では笑い話
この人 不器用なんだよねぇ ってかんじだけれど
きっとこれでよかったんだろうなぁって 最近は思う


私は結構さぷらずするとなると 上手にやるけれど
彼はそう言うのがあまり上手ではない


だけれど 彼なりに 一生懸命準備して 
結婚をしようとちゃんとけじめをつけてくれたわけで

その不器用さが 私たちらしさでもあるなぁって
その 素敵な友達の プロポーズをみて
うらやましくも あったけれど

これはこれでいいんだ って 思ったりしました。





今では
子供も二人いて、親になって
恋人同士みたいだった 所から
夫婦になって、 パパとママになって
形は変わっていっているけれど

そのたびに いろいろ支え合いながら
助け合いながら 
時には えらい喧嘩もするけれど

こんな 面倒くさい じゃじゃ馬な わかりづらい私を なんとか つつんで受け止めて
一緒にやっていけるのは 彼しかいないだろうなぁと

そして 
ちょっと いつも飛躍した 考えを常に持っていて
いやいや それきみ だめでしょう ってことも よくある彼だけれど
それを 遠めで みながら 
あの少年またやってるわ、しょうがないわ、いうて着いていけるのも
私しかいないだろうなぁとか


お互い持ちつ持たれつ
結婚して かれこれ 六年
一緒に住み始めて五年
式をしてから四年ってところですけれど

色々なことがあったこの数年
乗り越えなければならない課題はまだまだ沢山あるけれど、


見捨てずに そばで支えてくれた彼に感謝だなぁと思いました。

いつ何がおきるかわからない
だから 家族に対する感謝の気持ち 持ち続けて行きたいと思います。



人との縁って言うのは本当に不思議なものです。