初潮を迎えたのは12歳。
小学校6年の時だった。
母に報告すると、
「おめでとう」と言って、
その晩にお赤飯を炊いてお祝いしてくれた。
「生理になったのは身体が大人になった証」だとか
「赤ちゃんを産むための準備をからだが始めた」
ことは喜ばしいことなんだと、母は教えてくれた。
でも、当の本人である私は、
今ひとつピンとこないどころか、
こんな風にお祝いされるのは
なんだか恥ずかしいなと
うっすらと思っていた。
自分のからだのことなのにね。
毎月の生理はきつくて、
いつもお腹が痛過ぎて、
鎮痛剤の常用者だった。
あまりにひどくてぶっ倒れて、
救急車に運ばれたこともある。
だから、毎月の生理は恐怖でしかなかった。
いよいよ自分のカラダと向き合ったのは、
20歳を過ぎた頃だ。
マクロビオティックという概念に出会い、
食に興味が湧き、
いつかきっと子供を産むであろうから、
「一からからだをつくる」つもりで、
食生活を徹底的に改め始めた。
当時の私は、一度興味を持つと、
極端なくらいにのめり込む性格だった。
ゆえに外食&お菓子や菓子パンのオンパレード的な食生活から一転、
砂糖や添加物を一切摂らない超絶ストイックな食生活となった。
今だったら余裕でリバウンドが起こりそうなものだが、
のめり込みついでに本格的なマクロビオティックの
料理教室に飛び込み、自分で料理するという習慣までも身につけた。
「なるほど、食べるものがからだをつくるのだな」と、
実家を離れて数年経って、
ようやく幼い頃から言われ続けた
母の教えを実践し始めたのである。
で、どうなったか。
あんなに悩まされていた生理痛がなくなっていた。
あれってもしかしたら食生活のせい?
というくらいにからだの重さや不快感が消えてなくなっていた。
当時、特に気をつけたのは、白砂糖の摂取だ。
マクロビオティックでは、体を冷やす「極陰性」の砂糖は、子宮を収縮させて血流を滞らせるため、生理痛を悪化させる大きな原因と言われている。砂糖を控え、玄米や根菜を中心とした食事にすることで、冷えやドロッとした経血が改善し、生理痛が軽くなると教わった。
ちなみに、マクロビオティックでは食材の持つエネルギーを「陰陽」で分ける考え方がある。
マクロビオティックに限らずとも、砂糖(特に白砂糖)の摂りすぎは、血糖値の乱高下を引き起こし、ホルモンバランスや自律神経を崩すことで、生理痛やPMS(月経前症候群)を悪化させる原因となることが一般的に知られている。
PMSがきつい、痛みを和らげたいときは、砂糖の量を控えるのが理想的。
白砂糖は体内の炎症を促し、子宮収縮を引き起こす「プロスタグランジン」の分泌を増やす要因になり、急激な血糖値の上昇と低下は、イライラやだるさ、情緒不安定を引き起こすことなども体感を通して分かったことだ。
食生活を改めると同時に、身につけるものにも意識が向き、市販の生理用ナプキンから布ナプキンに変えたことも大きかった。布ナプキンにしてから、紙ナプキンのあの「独特の臭いやムレ、不快感」が消えたのが衝撃的過ぎた。
マジで、「生理時特有のあの不快感って、
あの紙ナプキンが原因じゃね?」ってくらいに、
布ナプキンにしてから生理に対する捉え方が変わった。
毎月、自分の経血をつぶさに観察するようになり、
「生理って尊いものなんだなあ」と心の底から
自分のからだに対する感謝と尊敬が湧いて出るようになった。
「生理って、面倒くさいし、そんなの無ければいいのに」
正直、そんな風に思っていた月に一度の月経サイクルが、
自分の身体と向き合い、観察するようになってから、
いつの間にか「愛すべき月1イベント」となった。
今では私も娘を持つ身となり、
子供達に女性の身体のあれこれを伝える側となった。
「食べるもので、身体はつくられるんだよ」
「からだは冷やしちゃだめ」
何度となく伝えてはいるが、まるで聞く耳持たず。
きっと彼女達も、自分のタイミングで理解し始める時が来るんだろうな。
だって私自身が、母親の声など聞かずに、
自分の道を歩み始めた時にようやく身体で覚え始めたから。
とはいえですよ。
こんな話を日常的にできる場があればいいのにって思うのだよ。
だからこそ「いのちのわ」を開催。
そして、そんな場をつくる人を応援したい!
女性達よ、自分の愛しい身体について、感覚を取り戻していきませんか?
6月28日、現役助産師宮崎あきこさんによる
現代版月小屋復活プロジェクト『感じるからだを取り戻す』
鎌倉にて開催❤️
参加者、募集中です!