今日のひとことマヤ暦
意識からのスタートの日。
生きたい未来をリアルに思い描く
自由意志、一つに集中してみる
前回
の続きです。
〜あらすじ〜
繰り返す流産から病気を発症するが、標準治療である手術を拒否し、
自己治癒力で治す決断をした私。
ホリスティック医療や代替医療のことを学びながら、
自分なりの治療法を模索する。
同時に、初めて見えない世界や精神・心のことを学び、
「ちょっと地に足着いてないちゃん」になっていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※これはあくまで、イチコが自己の決意と責任において選択した方法であり、誰にでも当てはまるものではありません。
真似はオススメしてませんので、個人の責任と判断で選択してください。
ここから更にグロテスクな表現が出てきます。
苦手な方は読み進めないでね
イチコの病気は絨毛性疾患という。
でも確定診断は細胞検査をしないとわからないらしい。
お腹がパンパンに膨れ、触るとカチカチで痛い。
出血は止まることなく、ずーっと生理3日から4日の量を維持していた。
その状況が2019年10月31日から11月24日まで続き、ついに25日の昼から発熱。
熱は38.5度くらい。
普段まったく熱を出さないイチコにはきつい。
そして、発熱と同時に大量出血が始まる。
どれくらいかというと、トイレに行くと、便器が一面ペットボトルをひっくり返したかのように真っ赤に染まる。
始終、夜用のナプキンを装着するが、全然追いつかず服や布団に血が漏れる。
夜中寝ていても何回も漏れるので、一晩に夜用ナプキンを3度ほど交換しなければいけなかった。
そして出血とともに、トイレに行くたびに何か物体が排出された。
伝わりずらいので絵にかかせていただいた。
丸くブヨブヨしたものがたくさん連なっていた。
そしてぶら下がっているものを引っ張ると、ズルズルと、あとからあとから繋がって出てきた。
※本当に気持ち悪い描写ですみません。
この物体を検査してもらおうと、ジップロックに入れてしばらく冷蔵庫に保存していた。
(結局その後病院に行かなかったので、そのうち処分した)
この状況、どう考えてもパニックになりますよね。
しかし、この時のイチコはちょっと地に足着いていなさすぎて、パニックどころか大興奮でニコとミツコにLINEで実況中継していた
(振り切りすぎてた(笑))
デトックス、排出!!
こればかりを願って色々取り組んでいたので、ついに排出が始まった喜びは筆舌に尽くしがたかったのだ
状況が悪くなっているとは全く感じなかった。
これは、私の体が不要と判断した異物を外に排出する自己防衛であって、ここから必ず回復するという自信があった。
誰に何を言われた訳じゃないが、もう確信レベルで信じていた。
その証拠に、ドバっと排出すればするほど、お腹の膨らみは徐々にへこんでいき、カチカチだった感触も、徐々に柔らかくなってきたからだ。
ただ、お腹はよじきれそうに痛かった。
そうして一日目、二日目、と大量排出が続くうち、イチコのハイテンションは少し萎んできた。
なぜなら、出血しすぎて体力がみるみる落ちて来たからだ。
一日目は、元気に息子の保育園の送り迎えもできた。
(自転車で20分ほどの距離)
二日目、何とかふらつきながら朝は保育園に連れていくことができた。
だが、二日目の夕方には、起き上がることが難しくなってきて、急きょ夫に息子のお迎えを頼むことになった。
ちょっとやそっとでは夫にヘルプを出さないイチコだから、この時は相当ヤバイと自分で感じていた。
そして、翌日の送り迎えのために、実家の母に応援要請までした。
きっと、明日は起き上がることも難しいと感じた。
三日目、出血の勢いはおさまることを知らなかった。
あんなに喜んでいたが、それどころではない状況になってきた。
体がブルブル震えて止まらない。
思い返せば、二日目からまともに飲み物すら口に入れていない。
姉にメールでちょっと弱音を吐いてみる。
「震えが止まらないんだけど…」
すると、
「内科で点滴を打ってもらえ!」
と指示が来た。
「こういう救急の時が病院(西洋医学)の使いどころだ!」
なるほど。
あまりにも震えが止まらない。
何も飲んでもいないことに気付き、とりあえず体を温めようと、鍋に息子が食べ残したうどんスープのみを温めて無理やり飲んでみた。
飲み終わった瞬間に体が受け付けず、すべて吐き戻した。
体の震えは悪化して
「いよいよヤバイ、死ぬかも。。。」
と感じた。
自分の体が言うことをきかな過ぎる恐怖。
初めての体験。
すぐに上着を着て、フラッフラのまま自転車に乗り、駅前の内科に駆け込んだ。
ここで人に助けを求めないところがイチコイズムだったなぁ、と感慨深い
すっぴんに頭はボサボサ、顔は真っ青で体はブルブル震えている女が駆け込んできて、小さな内科の看護師さんとお医者さんは驚愕していた
保険証を差し出す手も、中毒の禁断症状かと思うくらいブルブル震えていて、どうにも止めることができなかった。
ちょうど休憩に入る直前で、他の患者はほとんどおらず、すぐに診察室へ。
しかし、イチコは今の状況を正確に伝えることができなかった。
なぜなら、「絨毛性疾患で手術を拒否して大量に出血してます。」
なんていうと、絶対大きい病院に連れていかれると思ったから。
「自然流産で出血が多く、水分もとれません。
とにかく点滴をしてください。
あと、血を作る薬をください!!」
とお願いした。
なんとか突っ込まれずに、点滴をしてもらうことになり一安心。
と思ったのもつかの間、点滴の針を刺した途端に、今までで最強の腹痛が襲ってきた。
生理痛の最強版をはるかに通り越したような、陣痛の痛みに近いけど、子宮がよじ切れて破裂しそうな強烈な痛み!!
寝ていることもできなくて、とりあえずトイレに行ってみようと立ち上がった瞬間、呼吸ができなくなり、意識が遠のいて、苦しくて苦しくてその場に倒れ込んだ。
看護師さんと先生が驚いて駆け寄り、
「救急車を呼びましょうか!!」
と叫んでいる。
「病院にいるのに救急車??」
と思いながら、そんな余裕もないくらい、間違いなく今まで生きて来た中で一番苦しく、息ができない、痛い、このまま死ぬのかも…
と思いながら気を失った。
⑩に続きます。
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