
中学の時
… 学校の 試写会 で初めて観た …
初めて観た時
急に胸が熱くなって
泣きそうになった
今までは
悔しい時しか感じた事ない
胸の熱さやったのに
嬉しい時 でもなるんやと
自分の知らない感情知って
衝撃受けた
でも
それと同時に
いつも以上に
悲しくなった
私には
トトロが一生見えん
トトロに出会った
さつき と めい が
心の底から羨ましすぎて
素直に喜べんかった
あの時 湧いた感情 は
今でも一生忘れられん
自分はまだまだ中学生なのに
なんで人と違うんや
試写会が終わって
トトロの感想を
楽しそうに喋ってる
さつき と めい のような
友人同士の輪の中で
自分の 中身 だけ浮いていた
その 中身 は
思春期 とは別の
違う感情に 絶望 してた
そもそも
この 絶望感 は一体なんや?
自分の中で 原因 を
探せば探すほど
幼少時代の 後悔 しか出てこんかった
しかもこんな 後悔 を
誰かに伝えたところで
報われん
誰に言うても
喜ばれん
じゃあ
一体 誰に 伝えるねん?
私は誰に 何を 知って欲しいねん?
いや…
これは
人にぶつけたら迷惑がられる
特別な感情
他人が聞いたら
簡単に「忘れろ」言われるような
特別な感情
だから言わんし
忘れたかった
早く忘れろ
早く忘れろ
頭の中で
何回も言い聞かせたけど
自分の思いとは真逆に
フラッシュバックが何度も見えて
頭が言う事聞かなくて
頭の中が 四六時中悲鳴あげとった
あの頃は
そんな 頭の悲鳴 を
周りに隠して ひたすら耐えた
リセットボタンがあったらな
あるはずも無い リセットボタン を
毎日何処かで 探してた
でもな
そんな時期があったから
今は人並み以上に幸せを感じれて
多少の事でも動じない自分がおる
誰もが聞いたら
忘れるようなこんな話でも
プラスに変えれる自分がおる
そんな自分を追求したら
いつか私にも トトロ が
一瞬ぐらい見れそうな気がした


