朗読劇 沙耶の唄

 

観劇レポします

全公演終わった&配信・円盤無し!ってことなのでネタバレです

 

大雑把なストーリーは

事故に遭ったことで視覚や臭覚などがおかしくなってしまった主人公、郁紀。

人間が腐った肉の塊ににみえ、腐った臭いに感じるように。

唯一、人間に見えるのが沙耶という少女。

この郁紀と沙耶のラブストーリー・・・そうなのかなあ?(心の声)

 

 

全体的な作品の印象

・読み手&パフォーマーなのでイメージがつかみやすい

・プロジェクションマッピングも作品を分かりやすくしてくれている

・「気分の悪くなった方は遠慮なくスタッフに声をかけてください」と事前にHPなどで注意喚起あったわりにグロくもなかった

 

読み手&パフォーマーの印象

・良かった

・沙耶がゲームにありがちな男性が思う「可愛い少女」に合っていた

 

細かい感想など

あくまで私の主観です。

全肯定派には不快だと思います(特に流司全肯定!って人には)。

 

個人的に(しつこい!)好きじゃないというか感動もしなければ特に面白いわけでもなかった。

ただ、読み手、パフォーマー共に上手かった。

 

私の見たルートは最悪のコースでは?

でも、これがハッピーエンドって言っている人もいる。

(ハッピーエンドと感じる人の社会性とかモラルが気になります)

 

大きく3パターンあるみたいなんだけど(ゲームやってないのでネタバレ探して得た情報なので合っているかわ分かりません)

友人皆殺し(世界を浸食)のパターンでした。どう考えても最悪パターンでは?

世界が滅ぶが二人は幸せパターンなんて、どこがハッピーエンドなんだろ?
 

ちなみにAIに「どんな話?」って聞いたら聞いたらこんな回答でした

・『沙耶の唄』は「誰の視点で見るか」によって善悪が逆転する作品で、どのエンディングも完全なハッピーエンドではないのが特徴。→この回答からもスッキリする話ではないのが分かるガーン

・大きく分けて3つのエンディングがある。
① 沙耶生存エンド(通称:世界改変エンド)
郁紀(ふみのり)は最後まで沙耶を選ぶ。
沙耶は郁紀の子を宿し、その力で世界中に影響を及ぼす。
人類は沙耶に似た存在へと変貌していく。
郁紀と沙耶にとっては幸福だが、人類にとっては破滅的な結末。
② 沙耶死亡エンド
郁紀は最終的に沙耶を殺す。
沙耶は郁紀への愛を伝えながら消えていく。
郁紀は現実世界に戻る可能性を得るが、大切な存在を失う悲しい結末。
最も切ないエンディングとして語られることが多い。
③ 郁紀死亡エンド
沙耶を守るための戦いの中で郁紀が死亡。
沙耶は愛する人を失い、一人残される。
人類の危機は回避されるが、誰も救われない後味の悪い結末。

 

観た回は①の世界改変エンドってわけ。

世界は滅ぶが2人はハッピーって話なので

「自分たちだけの幸せ」しか求めてなくてクソ!とでも言うか。

沙耶も郁紀と触れあって(交際して?同棲して?)も成長していないっていうか、いわゆる「心」が幼稚なまま。

まともに考えればゲーム的には失敗じゃないのかな?って思う。

最終章の「開花」ってところ。

映像的にはきれいなんだけど、正常な世界と真逆な世界なので・・・

って考えると、腐って悪臭放つ世界なんだよね、実際。

そう考えると、めちゃめちゃ気持ち悪い。

ここに「感動した!」「ハッピーエンド」って言っている人って大丈夫?

あなたは人間じゃないんですかぁ?

 

このシーンは沙耶が「私が最後に郁紀にできること」って言っていて、

「郁紀にとっての美しい世界を残すこと」みたいなんだけど

羽化するというか出産ともとれる感じなので、沙耶と郁紀の愛の結晶とでもいうんでしょうかね?

要するに、これって地球、滅ぼすってことだよね?

私は素直に喜べません(^^;

 

それに作中に郁紀が事故に遭ってから様子が変なことを心配している友人が3人出てくんだけど

3人とも沙耶と郁紀に殺されちゃって。

郁紀的には「沙耶との生活を守るため」なんだけど

これが私は許せない。

事故前は親友と呼べる3人だったのに、そればどうでもいいの?

親身になってくれる人を邪魔者扱い。

郁紀、既に人間じゃなくなってる・・・って思えた。

事故直後?は「見え方が変わって(肉塊&悪臭)辛い。自殺を考えた」って感じだったから「まとも」だったはず。

それが沙耶に出会って変わっていく・・・沙耶って悪女?

 

沙耶は人体をいじれるというか改造というかができる。

ある日、郁紀に「元に戻りたい?」的に聞くんだけど郁紀は「沙耶がいればいい」的に答えてて。

そこから友人たちが餌食になっていく・・・的だったかな?

 

純愛ストーリーって宣伝?しているんだけど、なんか違和感。

純愛系って「世界中が君の敵になっても僕だけは君の味方!」的なのが多いじゃない?

それとはまた違うのよねえ、これ。

勝手に2人で山奥にでも失踪してくれてれば純愛でもいいが。

恩を仇で返すってストーリー展開なのでクソ!としか思えなかった。

 

今回の展開がハッピーエンドと言っている人たちにとってのバッドエンドの

② 沙耶死亡エンド(病院エンドとも言われているみたい)回だったら・・・

恋は終わるが世界は守られる!だよね。

普通に考えればこれが正解な気がする。

私的には郁紀は沙耶の人間改造?的なことによって事故に遭う前の視覚や臭覚を取り戻すが沙耶はいなくなる的なストーリーならいいのに、と(^^; 

まあ、元の視覚にもどったら沙耶は肉塊&悪臭にみえるわけだよね?

でもさ、純愛だったらさ「醜くたって俺は沙耶が好きだ!」くらい言えるよねえ?

こういう展開はないみたいなので、男性向けのゲームなんだよねあせる

 

だから、今回のルートは身勝手な恋

よく言っても?ロミジュリ的な幼稚な恋

 

だから、もし沙耶が郁紀を元に戻す回があれば

沙耶が郁紀の優しさにふれて「人間ってこういうもの」って分かってきて人の心を持ち、郁紀の事を考えて元に戻すってことになるのでは?(まあ、これじゃ男性目線の都合のいい女的な要素もあるかな?元に戻るのを拒否する郁紀、郁紀を想う沙耶・・・お互いを想い合うのが純愛じゃないの?①のストーリーじゃ沙耶サイドにしか寄り添ってなくて、沙耶は郁紀サイドの気持ちは考えていないんだから)

 

別ルートを観た人の感想に「沙耶が少女から大人の女性に、さらに母に・・・って成長していくのが感じられた」ってのがあった。

ゲームとしては主人公が生還!が正解ルートだよね。そういう回があったのだろうか?

 

 

 

 

 

で、なぜ、今、この作品を朗読劇に?

 

未満さんのことだから・・・ちょっと考えた

 

沙耶って異生物というか地球外生命体というかみたいなんだけど

(タンポポの綿毛に例えているシーンがあったから宇宙人的な?なのかな)

結局、(地球は)侵略されちゃうわけよね?(観た回はバッドエンドだから。美しい地球が腐った世界に、だから)

これを現代に当てはめちゃうと・・・他文化(●ーPOPとか)を容認していると日本人としてのアイデンティティとか壊れるよ、とか日本が日本じゃなくなるよ?みたいなことの暗示なのか?

 

郁紀の視覚・臭覚異常に見える世界・・・ルッキズム?多様性を意識?

 

 

 

今回のバッドエンドを純愛だ!素敵なストーリーetc..大絶賛している人にちょっと聞きたい。

要はエイリアンに侵略されちゃうって話よ?

肯定するのは怖くない?

もしくは美しい青い地球が有毒ガスを放つ惑星になっちゃうってことよ?

SDGSとか、環境問題とか考えないんですか?

・・・なんて深読みしないか!

まあ、沙耶と郁紀と同じように「自分が良ければいい!」って人は疑問にも思わないんだろうね。

恩を仇で返してる感じの郁紀を応援する気に私はなれないけど。

 

 

猟奇的な演技の流司くんは良かったよ、とっても。

郁紀、人間じゃなくなってるからね、感覚が。

 

演技はいいの、ストーリーがヤバいルートだった!って話です。