私は負けず嫌い。

種類や度合いはあっても、誰しもがそうかもしれない。
人より上手く、キレイに、早く、強く、明るく…
人より下手に、ダサく、トロく、弱く、暗く…
人と比べてしまうし、人よりも私はもっと!って思ったり行動したりしてしまう。

人と比べて、人と競ったり、争ったりして、人に勝ったり、優ったりして、幸せを感じようと、掴もうとしている。
が、そこには幸せはない。
勝ったところで、次の戦いが現れて、また勝たないといけなくなる。
また勝たないと幸せを感じれないと思ってしまう。
毎日、毎時、毎瞬、勝ち続け、幸せを追い続けなくてはいけなくなる。
幸せに追い付くことはないだろう。
幸せにはなれないだろう。

弱肉強食メンタルが原因なのか、追い討ちをかけるのか、勝たねば!と思ってしまう。
エゴは負けることを恐れている。サバイバル。生き残るため。

しかし、最近は弱肉強食という説は間違っていたという研究も出てきているらしい。
協力、共存、共栄こそサバイバルへの道。

例えば、分かりやすい例を挙げると、
自然界でも、植物は果物を作り、それを鳥が食べて、遠く離れたところでフンをすることにより、種まきをする。
そうして鳥も植物も生き残る。

人間だって、何か困ることが起きた時に、自分のことばかり考えて行動するよりも、お互い助け合った方が乗り越えやすい。
人それぞれが弱点や強みを持っているから、個々で動くよりも、強みを持ち寄ったほうがお互い補い合って、最強になれるのではないか。

であれば、人と比べて戦うのではなく、
自分の弱点を受け入れて、自分の強みを人の役に立たせることが、自他共に勝てる方法ではないか。
ウィンウィンってやつではないか。

弱点を隠したり、強調するのではなく、素直に認めてしまう。
人の助けを素直に受け入れてしまう。
そして、強みを惜しみなく、快く・心良く人のために使う。
良い循環が生まれそうだ。

大会、試合、ゲームではパッと見、戦いかもしれないが、勝つことばかり考えるのではなく、、
楽しむことにより、人を楽しませることができるかもしれない。
協力することにより、お互い得するかもしれない。
楽しんだり、協力したりすることによって結果的には勝つかもしれない。
けど、ただ勝とうとして勝った時よりも、幸せな気持ちに、豊かな経験になるだろうし、
もし結果的に負けたとしても後悔することはなく、むしろ満足感があるだろう。

人と比べて、人と戦って、完璧を目指して幸せを手に入れようとするより、
ただただ、その瞬間、瞬間に幸せを感じてしまう。楽しんでしまう。人を喜ばせ、自分も喜んでしまう。
その方が人生勝ち組ではないか。
その方が生き残れるのではないか。

常に勝ち続けようとするのはかなりストレスフルな人生!
逆に「私なんか」とはなから負けてしまうのも違った形のストレス。自分の心を押しつぶしているような感じに。

あ、
重要なポイントを書き忘れてた。
人と比較、人に勝つとばかり書いてたが、自分も一緒!
過去の自分、理想の自分と比較したり、戦ったりすることも一緒!

ということで、
人生は、人との比較ではなく、勝ち負けではなく、協力!
勝ち=幸せ❌ではない。
今に感謝し、今の自分を愛し、今すでに幸せであることに気づく。
幸せを追うのではなく、幸せを感じる!
比較、負けず嫌いは少しずつ手放そう〜