ものの見方、考え方ひとつですべてが変わる。

 

例えば、

あなたの愛車をあなたの妻が運転しているときに事故にあった。大型トラックに突っ込まれ車は廃車になってしまったが、妻は奇跡的に無傷だった。

この時あなたは妻が無事だったこと、車が身代わりになってくれた幸運に感謝するだろう。

では、もしあなたの妻が買い物中に駐車してあった車にトラックが突っ込んでしまったら、どうだろう?

どちらも結果は「車は廃車、妻は無事」と一緒だが、後者の場合は、きっとあなたはトラックの運転手を恨むだろう。

 

先日、ストレスについて投稿したが、結果が一緒でもものの見方や考え方ひとつでストレスに感じるか感じないかは変わってくる。

「よかったぁ~」と思うのか「なんて災難だ!」と思うのか、すべては自分次第。

どんな出来事にもポジティブを見出すことはできるし、もっと最悪な結末にならなかったことに感謝することもできる。

 

モー・ガウダットさんは実際に前者を体験したあと、色々と考えさせられ、

同じ出来事に対してもどう考えるかで感じ方が変わってくることに気づいた。

また、どう考えても起きてしまった出来事を変えることはできない。

だとしたら、後悔したり、憎んだり、ネガティブな考えを持つよりも、その経験から学んだり、感謝したり、ポジティブな見方をした方が得ではないか?

出来事が私たちを不幸や幸せにしているのではなく、私たちの見方・考え方が私たちを不幸や幸せにしているということだ。

 

彼が幸せ、ハッピーについて研究した結果を綴った本についてのYouTubeインタビュー(英語のみ)で語った内容だ。

本は和訳されている。ぜひ読んでみたい!

本(英語):Solve For Happy: Engineer Your Path to Joy

本(和訳):Solve for Happy 〜グーグルX最高業務責任者が発見した仕事や人生を豊かにする方程式

 

もうひとつ物語をシェアさせてください。(出所は分かりません。。)

 

とある村に、ひとりのおじさんがいた。

そのおじさんは馬を飼っていたいたが、ある日その馬は逃げたしてしまい、戻ってこなかった。

村人たちは「なんて不運なの!」と言った。おじさんは「もしかしたらね」と答えた。

するとある日、その馬は仲間を何頭も連れて戻ってきた。

村人たちは「なんて幸運なの!」と言った。おじさんは「もしかしたらね」と答えた。

するとある日、そのおじさんの一人息子はその野生の馬をならそうとしていたところ、転倒して歩けない体になってしまった。

村人たちは「なんて不運なの!」と言った。おじさんは「もしかしたらね」と答えた。

するとある日、村から離れたところで戦争がはじまり、村の若い男たちは徴兵にとられてしまった。しかし、おじさんの一人息子は歩けない体のため徴兵を逃れた。

村人たちは「なんて幸運なの!」と言った。おじさんは「もしかしたらね」と答えた。

 

困難の真っ只中では不運に感じても、後々幸運に感じるかもしれないし、その逆もあるかもしれない。

結局は、その真っ只中でも後々になっても私たちには良かったのか、悪かったのか判断できない。

ただただ、起きたことを受け入れ、次に進むことしかできない。

 

今、苦しんでいるならば、このあと幸運が待っているかもしれない。

今は見えなくても、後々良かったと思えるかもしれない。

今、幸せならば、それに感謝して幸せに浸って、満喫し、記憶に焼き付けよう。

後々、苦しい時が来ても幸せだった時を思い出し、希望を持とう。

何に対しても感謝しよう。そうすれば、感謝したい出来事をどんどん引き寄せるだろう。