数年前にお友達Aさんからフラワーエッセンスの存在を知った。
フラワーエッセンスは色んな種類があるが、その元祖であるバッチフラワーレメディーを教わり、自分にあったお花を自分でチョイスし、取り始めるようになった。
レスキューを含めて39種類のレメディーがあり、ネットでそれぞれの特徴を調べて選んでいた。
Aさんは直感が鋭く、ひらめきでフラワーエッセンスを選んだり、お花の見た目で選んだりされていました。
私の直感は鈍いというか、直感なのか頭が思い込んでいることなのか、区別がつけにくく、Aさんのように上手に選ぶことができずにいた。
その話をAさんとした翌日、「あなたのフラワーエッセンスのひらめきがあった。ウィローよ」と言われ、ウィローが入ったバスソルトを作ってプレゼントしてくれた。
バッチフラワーの「ウィロー」を調べてみると「人生の不平等さに不満を感じている」「被害者意識」「自分の不幸を他人のせいにする」「なぜ私ばかりこんな目にあうの」といったものだった。
いや、私は自分のこと可哀想と思っていないし、人のせいにしていないと思った。
全くピンとこなかった。
しかし、Aさんの直感は信じていたので、バスソルトを一握り入れたお風呂に入った。
翌朝、お風呂を追い炊きしてもう一度入ろうと思って蓋を開けたところ、砂埃のような汚れがいっぱい沈んでいたり、横に媚びれついている。
前日は私の後に主人がお風呂に浸かったので、私ウィローじゃないし、きっと夫にデトックス効果があったんだ!と思った。
Aさんが選んでくれたウィローは私でなく主人のことだったのかもしれない、と。
そのあとも、たまに同じお塩を入れてお風呂に浸かっていた。
そんなある日、突然気づいた。私はウィロー状態だった!
最初にお風呂が汚れた約2か月後。
以前のブログにも少し書いたが、私は結婚と同時に都会にある実家を出て、田舎で働く主人のアパートでの生活をはじめた。
が、その新しい生活に全く慣れず、友達もできず、田舎も嫌いで幸せではなかった。
しかし、新婚だったからこそ、その「幸せではない」という感情を認めたくなくて、ずっと心の奥底に隠していた。見て見ぬふりをしていた。
そして、その幸せでないことを全て夫のせいにしていた。
夫のせいで実家を出て、楽しかったOL生活やお友達を捨て、田舎へくることになった。結婚して「幸せにする」と言われたのに、全然幸せじゃないじゃないか!とね。
また、幸せでないことが夫のせいだから(これは無意識に思っていたことだが)、夫に対していつも常にイライラしてた。
小さいことで爆発して、歯向かって、そして、あとになってから、なんでこんなにイライラするんだろう?とずっと悩んでいた。
いつもイライラしている自分が大っ嫌いだった。
イライラに利きそうなフラワーエッセンスを取り続けていた(ビーチ、ホリー、インパチェンス)が、イライラが収まることはなかった。
しかし、あとになって、冷静に考えると、結婚することも、実家を出ることも、仕事を辞めることも、都会から田舎へ引越すことも、全部は私が自分で決めたことだった。
夫のせいではなかった。
私は責任転換をしていた。不幸なときは人のせいにしたくなるもんだから。自分の責任だと思いたい人は一人もいないから。
本当はすべて私の責任だった。私はなんた厄介なやつだ!笑
(ここで重要なのが、自分を責めてはいけないこと!責任転換したくなるのは当たり前だから)
この時初めて、私は結婚してからずっとウィローだったんだ!ということに気づいた。
あのときお風呂が汚れたのは、夫ではなく私から膿が出てたんだ。
そのお風呂にちょこちょこ入り続け、デトックスが少しずつ進んで、2か月後にようやく気付くことができたんだ。
これに気づくと、ずっとイライラしていた私は穏やかになった。家の雰囲気が平和になった。
田舎も嫌でなくなったし、少しずつ結婚生活に幸せを見つけられるようになっていた。
そして、私は誓った。肝に銘じた。
この先、自分の人生の責任を手放すまい。自分の人生は自分の責任。
もう一生、被害者になんかならない!!
ウィローとはおさらばじゃ!
・・・いや、今でもたまに「私かわいそうに」「なんで私ばっかり」という思考・感情に陥ることはある。人間だもの。
だた、今はすぐにそれに気付くことができ、ウィローのエッセンスを取ったり、その感情とちゃんと向き合って手放すことができるようになった。
他人軸でものごとを見るのではなく、自分軸で見るよう視点を変えれるようになった。
自分の人生は自分の責任。
自分の幸せは自分で感じるもの(人に委ねてはならぬ)。
ものの見方ひとつで見え方は変わる。
この気付きは本当に目からウロコで、スッキリした体験でした。
もちろんお風呂に浸かっただけでなく、他にもワークを続けていたからこそ気づけたのだが、コツコツ努力を積み重ねていけば、色んな謎が解けていく。
焦らず、コツコツと、マイペースに成長しましょ。