このブログでは

100年前のスピリチュアル本

The Game of Life and How to Play It

(フローレンス・スコーヴェル・シン著)

を私なりに翻訳、考察しながら

 

100年前から分かっていた

いえ、キリストの時代から

分かる人は分かっていた

この世の中を楽しく、心穏やかに

生きていくためのルール

をお伝えしています。

 

 

今日は

 

占いやホロスコープ

 

に関するお話です。

 

 

このテーマは、正直なところ

翻訳を出すことに少し躊躇しました。

 

 

というのは、今日の内容は

占いやホロスコープを否定しているように

受け取れる表現がある為

誤解を与えてしまう可能性が高いからです。

 

 

私は占いもホロスコープも大好きで

自分でタロット占いをすることがありますし

 

これまでにたくさんの方に

様々な種類の占いをしてもらって

 

 

占いのおかげで心が楽になったり

良い方向に舵をとれたことも

たくさんありました。

 

 

でも、過去を振り返れば

うまく行かない現実から逃げるための道具として

占いを利用していたときもあって

 

占いとの向き合い方には

注意が必要なことも実感しています。

 

 

そこで今日は、

フローレンスさんの主張を忠実に訳した上で

最後に私の考えについて書いてみたいと思います。

 

 

最後までお付き合い頂けたら嬉しいです。

 

 

  自分で即決するための方法

 

 

 

 

優柔不断は多くの人の道を妨げる障害物です。

 

優柔不断を克服するためには

繰り返しこう宣言することです。

 

 

「私はいつでも神から直接インスピレーションを受けており、

 正しい決断を素早く行えます。」

 

 

この言葉が潜在意識に刻まれると、

すぐに目が覚めたようになり、

躊躇なく正しい行動をとれるようになります。

 

 

 

 

  占いやホロスコープについて

 

私は、導きを求めて

ミディアムや霊媒師、占い師などによる霊的交信に頼ることは

危険な行為だと気が付きました。

 

 

というのも「霊的交信」でアクセスする精神領域の場は、

たくさんの人間の思念が入り交じって存在する領域であって

 

神からくる「唯一の意思」の領域ではないからです。

 

 

人が自分の心を主観や霊感に委ねると

破壊的な力の標的になってしまいます。

 

 

「精神領域」は人間の3次元思考によって

できているものであり

「相反する力が混在する次元」です。

 

つまりそこでは、

良いメッセージも悪いメッセージも

受け取る可能性があるのです。

 

 

 

数字の科学(数秘術より広義)やホロスコープの読み取りは、

人を精神レベル(または人間的レベル)にとどめてしまいます。

なぜならそれらはカルマの道しか扱わないからです。

 

(カルマの道とは

「過去の行為や傾向によって既に決まっている運命の道」です。)

 

 

 

でも、私の知人は、ホロスコープによれば

何年も前に死んでいてもおかしくない人なのですが

 

 

まだ生きていて、この国において

人間性の向上を図る最大級の運動を

けん引するリーダーの一人です。

 

.このように、悪い予言を打ち消すには

とても強い心が必要なのです。

 

 

ですから、

真理を実践する人達はこう宣言するとよいでしょう。

 

「あらゆる予言は無に帰ります。

 天の父(神)が計画していないすべての計画は消え去ります。

 神の計画が今ここに実現します。」

 

 

ただし、もしも過去に

幸せや富が訪れるという良いメッセージを受けたことがあるのならば

それは心にとどめて期待してください。

そうすれば遅かれ早かれ、

「期待の法則」により、それが現実化されるでしょう。

 

 

 

  今日の感想と考察

 

いかがでしたか。

 

フローレンスさんが言うように

「占い」や「霊界通信」は

自分の意思とは関係の無いところで

運命が決定づけられてしまうこともあるので

付き合い方には充分注意しなければならないと思います。

 

 

私は若い頃、

仕事も恋愛もうまく行かず

八方塞がりの毎日を送っていたときがありました。

 

その頃の唯一の楽しみは

仕事から帰って「占い」に興じることでした。

 

自分でタロットを使って占ったり

電話占い、街の占い師など

様々な占いを利用しました。

 

 

今思えば、生活に疲れてしまい

自分の人生を「運命」に委ね

自力で改善することを放棄していたのです。

 

 

そして、結果に一喜一憂し

鑑定結果に振り回されて

また自分を見失う・・・

 

というサイクルに嫌気がさしてきたとき

出会ったのが「正心調息法」でした。

 

私は「正心調息法」を通して

深い呼吸と正しい心持ちを意識しながら

本来の自分の願望と向き合ううちに

 

占いに頼らずとも

自分の意思で人生をコントロールできることを知りました。

 

 

そのような経験をした私ですから

フローレンスさんの言っていることは

とても良く理解できます。

 

 

精神世界の情報は

物理的な制約を受ける3次元世界よりも

魅力的に思えることもありますが

 

 

結局は地球的思考の延長に過ぎず

過去のカルマを初めとした

多くの制約を持っています。

 

 

でも、私が「正心調息法」を通して繋がった先は

そういった制約を飛び越えた先の

もっと調和の取れた5次元的な世界でした。

 

ですので、そういう世界に直接繋がることを

フローレンスさんもオススメしているのです。

 

 

とはいえ、

私は5次元と直接繋がって

願望を実現するコツを覚えた今でも

 

「占い」や「霊界通信」のようなものが好きで、

時々利用することがあります。

 

それは、「占い」や「霊界通信」が

自分の中で迷いが生じたときに

そっと背中を押してくれるからです。

 

 

でも、自らの失敗経験により

占いとの付き合い方は

以前とは確実に異なっていると思います。

 

 

それは占いを「都合良く」利用できるように

なったことです。

 

 

ちょうど、フローレンスさんも書いている通り

「いいこと」だけを信じて

「自分では変えようがない悪い結果」は無視する

ということです。

 

 

例えば、

「このタイプの人は社交性がなく

 人付き合いが苦手で」

 

ということが書かれていたとしたら

その内容は無視します。

 

一方で、同じネガティブな内容でも

 

「相手の立場や考えを軽視する傾向がある」

 

といったものであれば

それを警告として受け止め、

そうならないように気を付けるようにします。

 

このように、占いも霊界通信も

使い方によって毒にも薬にもなる事を知り、

自分にプラスに活かすことだけを考えるべきだと思います。

 

そして、

それができずに占いに依存してしまっていることに気がついたら

一旦距離を置いて、自分自身と向き合うことを優先してみてください。

 

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。