このブログでは

100年前のスピリチュアル本

"The Game of Life and How to Play It" 

「ゲームの法則」

作 フローレンス・スコーヴェル・シン 

 

をゆるっと翻訳したものを

私自身の実体験を踏まえた感想とともにお伝えしています。

 

今日は第7章「愛」について見ていきます。

 

スピリチュアルな世界では、よく

宇宙の根源は「愛」である。

大本は「愛そのもの」である。

 

と言われますね。

 

今日のお話では、

本当の愛の形について触れられています。

 

それでは早速見てみましょう。

 

 

  愛は宇宙的現象

 

 

Chapter 7 LOVE

      愛

 

この星の全ての人は愛という試練を受けています。

 

 

“A new commandment I give unto you, that ye love one another.”

「あなた方に新しい戒めを与えましょう

互いに愛しなさい」

 

新約聖書 ヨハネによる福音書13章34節

 

 

 

ロシアの哲学者 ウスペンスキー

『テルティウム・オルガヌム(第3の理論)』の中で

 

「愛は宇宙的現象であり

 4次元世界(脅威の世界)へ人を導く」

 

と述べています。

 

 

真の愛は無私であり恐れもありません。

 

 

真の愛は何の見返りを求めることもなく

愛するものに降り注がれます。

 

 

その喜びとは、与える喜びなのです。

 

 

愛は神が具現化したものであり

宇宙で最も強力な磁力を持ちます。

 

 

純粋で無私の愛は、自ら同じ物を引き寄せます

ですから、探し求めたり、要求したりする必要がないのです。

 

 

でも、真の愛とは何なのかを

知っている人はほとんどいません。

 

 

人間というのは愛に関して

自分勝手だったり、支配的だったり

恐れを抱いていたりします。

そしてその結果、愛するものを失うのです

 

 

 

  今日の感想と考察

 

若い頃は「愛」というものがよく分からず

 

友情も恋愛も

自分を好きになってくれる人に好意を抱き

 

少しでも裏切られるようなことがあれば

すぐに相手を嫌いになったり

悪口を言ったりしていたものでした。

 

当時は

いかにして自分を好きになってもらうか

ばかりを考えていて

 

いかにして相手に愛を注ぐか

なんて考えたこともありませんでした。

 

 

本当の意味で「愛」が分かるようになってきたのは

やはり自分が母になってからだと思います。

 

自分の子どもは無条件にかわいくて

何の見返りがなくても

ただ与えることができれば幸せを感じられます。

 

時にはうっとうしがられたり

思いが通じず、イラッとしたとしても

次の瞬間にはもう、与えたくなっています。

 

・・・とはいえ、

自分の子どもはある意味自分の分身のようなもの。

自分の子どもを愛することは

まだ自己愛に毛が生えたようなものかもしれません。

 

 

私の中の「愛」がもっと大きなっているのを感じたのは

2020年に始まった目覚め体験以降でした。

 

 

当時の私は

ペットを飼うなんて考えたこともなくて

植物もすぐに枯らしてしまっていました。

 

 

けれども2020年に運命的な出会いがありました。

友達の家に迷い込んだ野良猫に一目惚れして

我が家でその猫を飼うことになったのです。

 

 

実は私はそれまで猫が苦手で

恐いと言う感情さえ持っていましたから、

自分が猫を飼うことになるなんて

夢にも思いませんでした。

 

 

しかも

運命的な出会いで我が家に迎え入れたのに

この子は、最初は全然なついてくれず

お互いにどう接していいのか分からず

ビクビクしながら過ごしていたのです。

 

 

そんな時、瞑想をしていたら

あるイメージが出てきました。

 

 

たくさんの光の中に紫の玉がどんどん出てきます。

そして、その中の一つにうちの猫の顔が

何度か浮かび上がってきたのです。

 

すると、同時にこんなメッセージも受け取りました。

「あなたの力は、この猫と完全に

 心を通わせられた時に開かれる」

 

 

この時は、何のことか全く分からなかったのですが

今思い返してみれば、これはまさに「愛」する力

の事だったと思うのです。

 

 

私の猫を心から愛することができてから

私は植物を枯らさなくなりました。

 

そして、血の繋がらない他人に対しても

損得勘定を抜きにした愛情が示せるように

なってきたのです。

 

 

このことについては、また後日・・・

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。