このブログでは

100年前のスピリチュアル本

"The Game of Life and How to Play It" 

「ゲームの法則」

作 フローレンス・スコーヴェル・シン 

 

をゆるっと翻訳したものを

私自身の実体験を踏まえた感想とともに

お伝えしています。

 

 

今日は、無抵抗に

神様(または宇宙)の力に委ねてみる

 

ということについて見ていきましょう。

 

 

  宇宙の無限の知性に委ねる

 

 

「無抵抗の法則」は

個人だけでなく 国に対しても使えます。

 

 

国を祝い、すべての国民に愛と善意を送れば、

その国は、害を与える力が奪われるのです。

 

無抵抗の正しい概念を掴むには

精神的なことを理解しないといけません。

 

 

私の生徒はよく

「ドアマットみたいに踏みつけられたくないんです」

と言っていましたが

 

 

私は

「あなたが賢く無抵抗の法則を使えば、

 誰もあなたを踏みにじることはできませんよ」

と答えていました。

 

 

 

 

もう一つ例を挙げましょう

 

 

ある日私は、大事な電話をソワソワしながら待っていました。

かかってくる電話はすべて拒否して、

自分からも一切かけませんでした。

待っている電話の邪魔になるかもしれないと思ったからです。

 

 

私はこの時、

「神のシナリオは衝突しない、

電話はタイミング良くかかってくる」

 

と言って宇宙の無限の知性に任せればよかったのですが

そうはせず

 

 

自分で物事を管理し始めたのです。 

そして、神の力ではなく、自分の力で闘おうとした結果、

緊張と不安の中にどっぷり入りました。

 

 

電話は約1時間ちっとも鳴りませんでした。

そして1時間後、ちらっと電話に目をやると

なんと受話器が外れている事に気がつきました。

 

 

この1時間ずっと受話器が外れているせいで

電話が繋がらなかったのです。

 

 

私の不安や恐れ、

邪魔されるという思考が、

電話を完全に遮断させてしまいました。

 

 

私は、自分がしてしまったことに気がつき、

すぐに、この状況を祝い始めました。

 

 

この状況を「成功!」と呼んで、こう宣言しました。

「私は、神の計シナリオ通りにかかってくるはずの電話を

 逃すことはありません。

 私は恵みの下にあり、律法の下にはいません。」

 

 

※聖書ローマ人への手紙6章14節に由来

キリスト教徒が法律で定められた罪の罰から解放されて、

神の恵みの下で新たな命を生きることを指しています。

 

 

1920年当時の電話は

受話器が長時間外れたままの状態だと異常とみなされ、

回線が一時的に使用停止になることがありました。

そのため、そういった場合は、

電話会社に連絡して再接続を依頼しなければなりませんでした。

 

 

すると友人の1人が

電話会社に再接続を依頼しようと

最寄りの電話のある場所へ飛んで行ってくれました。

 

 

彼女が電話のある食料品店に入ると、

店内は混んでいましたが、

店主が、他のお客さんを後回しにしてまで

電話会社に連絡をしてくれたそうです。

 

 

おかげで

私の電話はすぐに復旧し、

その結果2分後に大事な電話かかってきて

さらに1時間後に私が待ち望んでいた電話も

受け取ることが出来ました

 

 

 

  今日の感想

 

自分でジタバタするよりも

神様(宇宙)の力を信じて祈る

方が良い成果が訪れる・・・

 

という体験は私も何度かしたことがあります。

 

 

例えば、授業の内容を考える時

 

何日もかけて、頭をひねって考えだし

何日もかけて資料を作って

満を持して臨んだレッスンが

意外と生徒受けが悪い

 

 

という事はよくあります。

 

 

逆に

 

昼間PTAとか他の用事でずっと出かけていて

「授業の準備が間に合わない!

 どうしよう!!!」

 

となって、苦し紛れに

軽く目を閉じ、1分間心を落ち着かせ

頭に浮かんだアクティビティをやると

生徒達がノリノリで

 

「あー今日のレッスンは楽しかった」

と言われることもよくあります。

 

 

正直、理不尽だなって思います。

 

 

前者は、じぶんで考て、すごく頑張った

後者は、ちゃんと準備せずに全部任せた

 

 

普通に考えれば前者が偉い!!

と思うのですが

結果は逆なのです。

 

 

でも、あるとき気がつきました。

 

自分であれこれ考えて、一生懸命頑張っていると

視野がキューッと狭くなって

本来の目的を見失ってしまいがちなのです。

 

 

つまり

「生徒が楽しくたくさんのことを学べる」

と言うレッスンが理想なのに

 

頑張っている自分にフォーカスして

独りよがりになってしまうのです。

 

 

尤も、一番いいのは

宇宙の力を最大限に利用して

芯を捉えながらしっかり準備すること

なんですけどね。

 

 

 

皆さんもそんな経験はありませんか?

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。