ちょうど100年前のスピリチュアル本「ゲームの法則」によると
人はひとりひとり超意識と言われる領域に「神聖な設計図」
を持って生まれて来ているそうです。
スピリチュアル好きの人ならば
「生まれる前に自分でシナリオを書いてくる」
と言う話は聞いたことがあると思います。
まさにそのシナリオが存在するのが「神の心」とも言われる
この「超意識」なのです。
そして実は、その「超意識」は時々チラリと
そのシナリオのビジョンを見せてくれるのですが
大抵の人は
「そんなこと、あるわけないじゃない」
とただの夢として終わらせてしまうのだそうです。
本当は、そのひらめきこそが
今世生まれた「真の目的」なのに・・・。
自分の本当の運命を知らないせいで、
潜在意識に蓄積された必要ない情報に惑わされて
自分にはふさわしくない物や事柄ばかり求めてしまいます。
だけど「真の目的」でない物を求めると
それが手に入らなかったり
たとえ手に入ってもすぐにダメになったり
不満が多くなったりするのだそうです。
例えば、実際に筆者が相談された
こんな例が紹介されていました。
運命の人を見誤っていた例
以下The Game of Life からの引用
ある女性が私の元に来て
「大好きな人(彼女はA.B.さんと呼んでいました)がいるので、結婚できるように祈ってください」
と依頼してきました。
私は
「これは霊的な法則に反するのですが、 ふさわしい男性が選べるように。
「神聖な選択」で定められた運命の人が選べるように祈りましょう。」
と伝えました。
そして、
「もしもA.B.さんが運命の人なら、あなたは彼を失わないけれど
もしも違ったら、別の人が現われるでしょう」
と付け加えました。
そうしてしばらくの間、彼女はA.B.さんと頻繁に会っていたのですが、
2人の仲は友情の域から出ることはありませんでした。
ある晩彼女は私に電話をしてきて
「聞いてくださいよ。この1週間、A.B.がそんなに素晴らしく思えなくなったんです」
と言いました。
それで私は
「それならA.B.さんは運命の人じゃなくて、別に運命のひとがいるのかもしれませんね。」
と答えました。
それから間もなく、彼女は別の男性と出会ったのですが、
その人はすぐに彼女を好きになり、「あなたこそ理想の女性だ」と言いました。
それは彼女がA.B.にずっと言って欲しかった言葉でした。
彼女は「なんだか不思議な感じがします」と言いました。
彼女はすぐに彼の気持ちに応え、A.B.には全く興味がなくなりました。
これは「置き換えの法則」です。
間違えた考えが正しい考えに置き換えられたので、
失う物も犠牲を払うこともありません。
イエスキリストは言いました。
「神の国とその正しさを求めなさい。そうすれば全ての物があなたに与えられます」と
そして更に「神の国は人の内にある」と説きました。
神の国とは、正しい考えの領域つまり、「神聖な設計図」のことなのです。
内なる声に耳を澄ます
実は私も、よく恋愛相談を受けることがありますが
「神聖な設計図」とは違う方向に行っているんじゃないかな~
と思う人が多々います。
特に年齢が上がれば上がるほど
「この人を逃したら、他には誰もいないかもしれない」
という潜在意識からの猛烈な邪魔が入ります。
また、過去の失敗の数々を思い出し
うまく行かない想像ばかりをしては
同じ事を繰り返す人もいます。
「この人と結婚したいのに、なかなかうまく行かない」
という相談を受けたとき
私はいつも
「一旦その相手のことは置いておいて
あなたの理想の結婚を思い描いてみて」
と言いますが
「この人でなければ」
という強い思い込みと執着があると
正しい理想が思い描けないようです。
「神聖な設計図」に描かれている運命の相手ならば
ビックリするほど早く結婚の願望が叶うのですが
自分の思い込みによってそれを妨げてしまうのは
非常に勿体ないと思います。
この後、The Game of Life では
「神聖な設計図」つまり「内なる神の声」を
正しく受け取る方法が紹介されていましたので
またご紹介させていただきますね。
それでは、今日も読んでいただき、ありがとうございました。
