思いがけず、良い本と出会いました。

The Game of Life and How to Paly It 

(ゲームの法則)

 

 

アメリカの芸術家でイラストレーターの女性

フローレンス・スコーヴェル・シンさんの著書です。

 

この本が出版されたのは1925年

 

今気がつきましたが

今からちょうど100年前です!!!

 

なんかちょっと運命感じちゃう♪

 

ウィキペディアを見ると

フローレンスさんはニューソートのスピリチュアルな著作家

とあります。

 

ニューソートって何?

と思ったので更に調べてみました。

 

 

簡単に言えば、キリスト教の潮流の一つなのですが

 

聖書の内容を従来とは違う立場から解釈しようとしたもの。

人間の意識は宇宙と繋がっている」と考えて

その根拠を聖書に求める考えが主流なのだそうです。

 

主な主張は

人間の心と意識と生命は宇宙と繋がっている

全ての人が神の力を内在している。

全ての人に喜びと成長と発展と幸福の機会が与えられている

 

などなど。

 

むむっ!これはまさに最近私が学んだことではないですか。

 

それもそのはずで

このニューソートの流れこそが

後の成功哲学や自己啓発運動に大きな影響を与えたようなのです。

 

1世紀も前からこう言う動きがあったのですね。

 

それにしても

The Game of Life and How to Play It

(ゲームの法則)

は、今読んでも新鮮な内容です。

とても100年前に書かれた物だなんて信じられないくらい

 

amazonで検索してみたら

今なお世界中のたくさんの方に読まれているようでした。

 

もともとは大人の英語学習の教材として

著作権フリーで気軽に使える文章を

探していたことで見つけた本なのですが

 

日本語版が出版されていない様子。

 

 

でも、皆さんにもこの内容を知って欲しいので

このブログで少しずつ紹介していこうと思っています。

 

まずは、どんな本か

私のゆるっとした訳を当てましたので以下を読んでみてください。

 

 

  第1章  The Game

 

 

大抵の人は「人生は戦いだ」と思っていますが、

実は人生は戦いではなくゲームです。

 

でも、このゲームはスピリチュアルな法則の知識がないと成功させられません。               

 

実は、このゲームのルールは、

旧約聖書と新約聖書の中に

ビックリするくらい明確に記されています。

 

イエス・キリストは、

「これは「与えること」と「受け取ること」の偉大なゲームだ」

と説きました。

 

「人は自分が蒔いたものを刈り取る。」のです。    

 

                     

つまり、

人が言葉や行動で発したものは、

すべて自分に戻ってくる

ということです。   

 

自分が与えたものを自分が受け取るのです。

 

人を憎めば、自分も憎まれ

愛すれば、愛され

批判すれば、批判される

ウソをつけば、ウソをつかれ

だましたら、だまされます。

 

”The Game of Life and How to Play It" 

第1章より

 

 

スター  スター  スター  スター

 

 

人は自分で蒔いた種を自分で刈り取る

 

本当にそうですよね。

 

子育てしていて娘の態度にイラッとしたとき

私はいつも、

 

 

これは私が思春期に蒔いた種だった。

あの時私が放った言葉が

今自分に返ってきたんだ

と実感しますし、

 

 

もっと短期的に見ても

 

子どもの話を否定せずに最後までじっくり聞いてあげると

子どもが私の言葉も最後まで聞いてくれる

 

生徒さんに「あなたを信頼しているよ」と態度で示すと

生徒さんも私を信頼してくれる。

 

 

 

まあ実際には、そんな風に冷静に考えられずに

カーッとなってしまうことも多々ありますが

 

 

この真理を思い出すだけで、以前よりは

平常心を取り戻すスピードが上がっている気がします。

 

 

 

さて、The Game of Life and How to Play It

はいかがでしたでしょうか。

 

 

英語も、聖書の引用部分以外はとてもシンプルで分かりやすいので

英語学習用としてもお勧めです。

 

 

この章では、この後、具体例もいくつか紹介されて

より分かりやすい展開になっていきます。

 

 

 

またご紹介していきますので、

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