昨日のブログで、娘の反抗期の話を書きましたが
記録を遡ってみたら
反抗期の最盛期から「反抗期終わりました」宣言までには
ほんの数ヶ月しか経っていなかったことに気がつき
自分でビックリしてしまいました。
この数ヶ月は
自分とがっつり向き合った時期でもあり
私自身も娘も変化がすさまじかったので
もっと長い月日が経っていると思っていました。
娘に関しては
ただ反抗期が終わっただけではなくて
友達関係の悩みが、クラス替えですっきり解決し
毎日を楽しく過ごせるようになり
習い事でも実力を認められる事が増え
なんと表情まで変わってしまいました。
それまで、口角が下がり、目がつり気味で
黙っていると「怖い･･･」と言われることさえあったのに
口角が上がり、目元が優しくなり
なんだか可愛くなってしまったのです
マンデラ？ 話がかみ合わない･･･
ところが、実は、この間、
私と娘との間で不思議な出来事がしょっちゅう起きていました。
その出来事とは、こんな感じです。
ある日私は、ママ友とランチをしているときに
Aちゃんママから、Aちゃんに関するオモシロ話を聞きました。
それがあまりにも突拍子もない話だったので
みんな大笑いの大盛り上がり。
楽しい時を過ごして家に帰りました。
私はその話を娘に話したくてたまらなく、
娘が学校から帰ってくると「おかえり」の挨拶もそこそこ
「ねえねえ、今日面白い話を聞いたの」
と話し始めました。
娘も、私の楽しそうな様子を見て
期待のまなざしで身を乗り出して話を聞いていました。
ところが、話の途中で、娘は突然明らかに冷めた様子になりました。
「え？どうしたの？面白くない？」
と私が聞くと、娘は
「その話、知ってるから。」
と言います。
「なんだ、本人からもう聞いたの？
こんな面白い話、なんで聞かせてくれなかったの？」
と私が言うと
「何言ってんの？この間、ママから聞いたんじゃん。忘れたの？」
と娘。
「え？ そんなはずないよ。
だって、私、今日初めて聞いた話だし。
そもそもママ達と会うこと自体１ヶ月ぶりくらいなのに
どうやって、その話を聞くことができるのよ」
「知らない！！」
そして流れる険悪な雰囲気～
ここで険悪な雰囲気になったのには訳があります。
実は、このようなやりとりは、
この頃、日常的に起きていたのです。
「明日、学校の友達とガストに行くね」
「え？明日は習い事の友達と出かけるって言ってなかった？」
「違うよ！１ヶ月も前から予定を入れてたんだから」
「え？？だって昨日聞いたときに、そう言ってたじゃない？」
「なに？それじゃ私がウソを言ったってこと？」
「そんなこと言ってないよ。ただそう聞いたと思ったから」
「なんで最近、いつも私が違うこと言ったって言うの？！」
私は、なんとなくこれはどちらかが世界線を移動しているのかな？
ってピンときていたので、ぐっとこらえていたのですが
あまりにも頻発して、そのたびに険悪な雰囲気になるので
「ごめん。ママがぼけたのかもしれない」
などとごまかしたりもしたのですが
娘は納得していない様子です。
それで仕方なく、
「実はね
マンデラ・エフェクトとか世界線移動と言われる現象もあるし
なにかおかしな事が起きているんじゃないかと思うんだよね。」
と話してみましたが
「何それ？なにかある度にマンデラとか言われても
納得いかないよ」
まあ、そりゃそうだよね。
お母さんがこんなナンセンスな話をするのは受け入れられないよね
でも、どうしようもないんです。
例えば送迎の時間がずれたり
学校の大事な連絡が変わっていたりすると
適当にごまかすこともできないし。
認識のずれを確認する度に、
こう機嫌が悪くなられても困るし
それであるとき、私は娘に本音をぶつけることにしました。
「あのね、最近、よく、お互いの認識がずれていてけんかになるでしょ？
でも本当に、なんでこんなことが起こるのかよく分からないの。
実はママがボケただけかもしれないし
マンデラみたいなおかしな事が起きているのかもしれない
でも一つ覚えておいて欲しいのは
認識がずれていて、違うことを言っていても
あなたのことを疑ったり、嘘つきと思っているわけじゃないってこと。
ビックリして大きな声を出しちゃっても
それは本当に驚いているだけで、あなたを責めている訳じゃないから
怒らないでほしいんだ。」
と･･･
すると娘からは意外な反応が返ってきました。
「うん。ごめんね。
本当は私だって、ママと仲良くしたくて、怒りたくないのに、
ウソをついているとか、私が間違えているって言われてる気がして」
と泣きながら話してくれました。
こうして娘との関係が良くなって間もなく
気がつけば、いつの前にか認識がずれる現象は起こらなくなっていました。
でも腑に落ちないのは
世界線移動しているとしたら
前にした会話は覚えていないのでは？と思うのですが
一体どういうことなんでしょうか？
二つの世界を行ったり来たりしているのか？
それとも本当に二人してボケているだけなのか
（そちらの方が怖い･･･）
未だにナゾは深まるばかりですが
この現象が無くなって、今では平和な日常を送れているので
とりあえずOKと言うことで･･･。
今日もナゾはナゾのまま
中途半端にブログを閉めさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。