私の教え子に、
とても優秀で、容姿端麗で、スポーツ万能の子がいました。
先生からの信頼も厚くオールマイティなので
常にクラス代表、学年代表、学校代表など
注目を集める存在でした。
でもそんな彼女は
年がら年中ケガを繰り返して
常にどこかしらに包帯を巻いていました。
もともと活発なので
スポーツでケガをする時もありますが
スポーツ万能なのに、何でもないところで
つまずいたり、ぶつけたり、ひねったりする。
不思議だなぁと思っていました。
すると、ある時
私の娘にも同じようなことがが起きはじめました。
前述の彼女のようになんでもないところで足をひねったり
ただ歩いていただけなのに
ふざけていた男子のもらい事故で全治2週間のケガを負ったり
極めつけは感染症をこじらせて、呼吸困難になり
生死の淵をさまよったり・・・
娘のそのような不運は、
すべて、ある2年間に起こった出来事でした。
その2年というのは、娘が本気で
とあるスポーツに取り組んでいた時期です。
娘はだいぶ遅いスタートを切ったのですが
たまたま娘の将来性を見込んだ先生に引き立てられ
本人も訳が分からないまま、あっという間に
チームのトップクラスに上り詰めました。
先生の決定は絶対というスポーツの世界で
真面目に一生懸命取り組んで
一つずつ階段を登ってきたお子さんや
その親御さんの悔しさは想像に難くありません。
娘は、良くも悪くもみんなの注目を集める存在になってしまったのです。
でも、これだけではありませんでした。
時を同じくして、学校の担任の先生が替わり
その先生が娘をひいきしていると言う噂を
あちこちから聞くようになったのです。
この2年間、というのはそういう2年間でした。
先生の格別な引き立てを受けるというのは
素晴らしいことのように感じられますが
プラスの効果と同じくらい
マイナスの念も受け取ります
娘の場合、習い事を辞めた途端に
不可解なケガや病気がなくなりました。
そして、教え子も、ハイレベルな学校に入った結果
自分と同じかそれ以上にハイスペックな子に囲まれるようになり
けがをしなくなりました。
この二つの事例を見るだけでも
人の念ってすごいんだな~![]()
と思ってしまいます。
しかも、きっと
「蝋人形」とかで本気で呪っていない限り
念を飛ばしてしまっている本人も自覚はないと思うんですよね。
私だってもしかしたら
知らぬ間に負の念を送っているかもしれません。
でも、
人の妬み、恨みが強烈な念になるとしたら
ものすごく成功している人は
すごく酷い目に遭うはずですよね?
でも、実際には、そういった影響を受けることなく成功し続ける人もいる。
その違いは何なのでしょうか。
その答えのヒントがこちらの動画にあったので
ご紹介します。
斎藤一人さんのお弟子さん、まゆみさんの動画です。
斎藤一人さんはよく
「天国言葉」と「地獄言葉」という話をされていますが
想いにも同じように「地獄想い」というのがあるというんですね。
つまり、不平・不満・愚痴・泣き言・悪口
そういった思考がある人からは悪い念が飛んでくるそうです。
そして「念」は勝手に飛んでくるから防ぎようがない
と思いがちだけれど
実は「念を受け取らない」ということもできるのだそうです。
それは自分が「天国波動」でいるということ。
つまり、発したその人と、受け取り手の波動が合わなければ、
負の念は、当たり所がなく、スルーして、
本人の元にブーメランで返っていくそうなんです![]()
確かに、娘の事例で見てみると
この時期の娘には、本当に余裕がなくて
何の為に練習しているのかさえも分からなくなり
愚痴・泣き言が多くなっていましたし
教え子は、
先生の過剰な期待と重圧に不平・不満を募らせているようでした。
そういったネガティブな思いが
人の発した負の念をキャッチするアンテナになってしまうのですね。
「天国波動」にするために常に「感謝」の気持ちをもつこと
そして人に動かされるのではなく、
自分の本心に従って動くことが大事なのかな、と思いました。
また、教師の立場から考えると
生徒のためにと思って与える過度な期待やチャンスが
逆に生徒を苦しめることになるというのも
肝に銘じておかなければなりませんね![]()
今日も1ミリ成長できた気がします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
