「狼と香辛料」支倉凍砂
第二期アニメの評判がいいので原作を読んでみました。「狼と香辛料」です。
第一期のアニメは観たことがあります。
その後「原作読もっかなどうしよっかな」と悩みながら、「小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ」を聴いていました。
ようやく読んだ原作の１巻は、アニメ１期がまるまる収録されています。
アニメと比べて、商品同士の交渉バトルや、ロレンスの取った言動の裏付けのディティールが本格的で、普段読み飛ばしがちな私ですが、かなり真剣に文字を追って読みました。
商人達の狡知や、どんな時にも知略を働かせるロレンスの心理描写は読んでいて楽しかったです。
しかし、そんなロレンスの一枚も二枚も上手をいくホロと、ホロの賢さにもてあそばれるロレンスの掛け合いが楽しいです。
ウソを見抜ける狼の耳をもつホロはチート気味ではあるのですが、そんなホロが時折見せる本音の寂しさや儚さを、商人の仮面を脱ぎ捨てて本音で受け止めるロレンスとそれに素直に感謝するホロの、駆け引きなしの心の交流のシーンには感動しました。
これを読み終わり、とてもあたたかな感動に包まれたまま「ひぐらしのなく頃に」を読み始めたのですが、早速鬱になり始めました…。しかし、やっぱりめちゃくちゃ面白いです！
狼と香辛料 (電撃文庫)/支倉 凍砂
￥620
Amazon.co.jp
第一期のアニメは観たことがあります。
その後「原作読もっかなどうしよっかな」と悩みながら、「小清水亜美・福山潤のオオカミックラジオ」を聴いていました。
ようやく読んだ原作の１巻は、アニメ１期がまるまる収録されています。
アニメと比べて、商品同士の交渉バトルや、ロレンスの取った言動の裏付けのディティールが本格的で、普段読み飛ばしがちな私ですが、かなり真剣に文字を追って読みました。
商人達の狡知や、どんな時にも知略を働かせるロレンスの心理描写は読んでいて楽しかったです。
しかし、そんなロレンスの一枚も二枚も上手をいくホロと、ホロの賢さにもてあそばれるロレンスの掛け合いが楽しいです。
ウソを見抜ける狼の耳をもつホロはチート気味ではあるのですが、そんなホロが時折見せる本音の寂しさや儚さを、商人の仮面を脱ぎ捨てて本音で受け止めるロレンスとそれに素直に感謝するホロの、駆け引きなしの心の交流のシーンには感動しました。
これを読み終わり、とてもあたたかな感動に包まれたまま「ひぐらしのなく頃に」を読み始めたのですが、早速鬱になり始めました…。しかし、やっぱりめちゃくちゃ面白いです！
狼と香辛料 (電撃文庫)/支倉 凍砂
￥620
Amazon.co.jp
「セキララ!!」花谷 敏嗣
図書館でたまたま目に入ったので借りてみました。「セキララ!!」です。
作者名が私の知り合いに似ていたので、目についたのかもしれません。
主人公が中2時代に書いた痛いウェブ小説「邪王聖戦記」のヒロインや怪物がある日突然出現し始める、というお話です。
高校生になり黒歴史を周りに隠してバンド活動と恋愛に励むリア充主人公。
最初は「このリア充め…」とイライラしてしまいました。
しかし、読み進むうちに実はバンドもDMCみたいになってて格好良くないし、超絶美人の彼女も実は「邪王聖戦記」の大ファン（ネットストーカー気味な有名コテハン）で、小説の作者である主人公に近づくため同じ高校に進学を決めた程の電波ちゃんである事実が発覚。
本人も憎めない奴で好感が持てました。
その他電波ちゃんを始め、当時の邪王聖戦記をよく知るオタクの同級生（vipperみたいなやつ）や、他のコテハン（ヤ◯ザみたいな見た目の花屋さん）らとともに、怪物を倒して行きます。
といってもバトル要素はあまりなく、邪王聖戦記の痛い設定やオタク・コテハン達の変なキャラがいちいち面白いので、ジャンルとしたら「黒歴史系ドタバタバトルギャグ」という感じでしょうか。
しかし、なんと言っても見所は邪王聖戦記のヒロインである火琉奈ちゃん（クールな女剣士）のクーデレっぷりでしょう！
「わたしはこの世界にいてもいいのだろうか…」「迷惑になっているんじゃないのか…」と、悩む火琉奈を慰める主人公（つまり火琉奈の作者）に、徐々に惹かれていく火琉奈の気持ちが何とも可愛らしいのですよ。主人公の彼女との間にクールに火花を散らす辺りも、王道ラブコメ的な演出ながらニヤニヤしてしまいました。
図書館で「ひぐらし（皆殺し編）」と「狼と香辛料」も借りて来たので、次はどっちかを読みたいと思います。
セキララ!! 3 (ファミ通文庫)/花谷 敏嗣
￥630
Amazon.co.jp
作者名が私の知り合いに似ていたので、目についたのかもしれません。
主人公が中2時代に書いた痛いウェブ小説「邪王聖戦記」のヒロインや怪物がある日突然出現し始める、というお話です。
高校生になり黒歴史を周りに隠してバンド活動と恋愛に励むリア充主人公。
最初は「このリア充め…」とイライラしてしまいました。
しかし、読み進むうちに実はバンドもDMCみたいになってて格好良くないし、超絶美人の彼女も実は「邪王聖戦記」の大ファン（ネットストーカー気味な有名コテハン）で、小説の作者である主人公に近づくため同じ高校に進学を決めた程の電波ちゃんである事実が発覚。
本人も憎めない奴で好感が持てました。
その他電波ちゃんを始め、当時の邪王聖戦記をよく知るオタクの同級生（vipperみたいなやつ）や、他のコテハン（ヤ◯ザみたいな見た目の花屋さん）らとともに、怪物を倒して行きます。
といってもバトル要素はあまりなく、邪王聖戦記の痛い設定やオタク・コテハン達の変なキャラがいちいち面白いので、ジャンルとしたら「黒歴史系ドタバタバトルギャグ」という感じでしょうか。
しかし、なんと言っても見所は邪王聖戦記のヒロインである火琉奈ちゃん（クールな女剣士）のクーデレっぷりでしょう！
「わたしはこの世界にいてもいいのだろうか…」「迷惑になっているんじゃないのか…」と、悩む火琉奈を慰める主人公（つまり火琉奈の作者）に、徐々に惹かれていく火琉奈の気持ちが何とも可愛らしいのですよ。主人公の彼女との間にクールに火花を散らす辺りも、王道ラブコメ的な演出ながらニヤニヤしてしまいました。
図書館で「ひぐらし（皆殺し編）」と「狼と香辛料」も借りて来たので、次はどっちかを読みたいと思います。
セキララ!! 3 (ファミ通文庫)/花谷 敏嗣
￥630
Amazon.co.jp
「ゼロの使い魔 15」ヤマグチノボル
超久しぶりに読みました。「ゼロの使い魔」です！
なんだこのけしからん表紙は！
vsガリア王ジョセフ戦、クライマックスです。
感情をなくした暴君ジョセフの、過去の記憶を呼び起こし意気消失させた教皇ヴィットーリオの手腕は、見事を通し越して、最早ラスボスフラグびんびんでした。
そして、今回はタバサがサイトへの気持ちを自覚し始めた巻でもあります。「これは恋じゃない。使えるべき騎士に恋するなんて、あってはならないこと」と、自分の気持ちを必死に押さえ込もうとするタバサ…可愛過ぎるだろ、常識的に考えて…しかし、そのサイトへの恋心を利用されてロマリアの傀儡国となったガリアの新王にされてしまうのです。本物のサイトは、「王様なんかになったら、タバサが危険にさらされるから俺は反対だ」と、男前過ぎる事を言ってくれていたのに、タバサの、サイトへの気持ちを知ったロマリアの神官ジュリオが、サイトに化けてタバサに「戦争を終わらせるためガリアの王になってくれ」と、そそのかすのです！誠氏ね！いや、ジュリオ氏ね！
そんなこんなで、タバサは自分がだまされた事に気付くのですが時既に遅し、戴冠式の最中真相に気付いたタバサは、「誰に陰謀をしかけたのか、教えて上げる」と、ロマリアへの敵意を芽生えさせるのでした。
この後はエルフとの聖戦が控えていますが、やっぱりロマリア教皇がラスボスってことでおk？
それにしても、ゼロ魔もそうでしたが、途中で読むのを断念しているシリーズがいくつもあります。
「ひぐらし」は最後の1巻だけ読んでいませんし、「化物語」はどこまで読んだか忘れました。
「うみねこ」をめちゃくちゃ読みたいのですが、やはり「ひぐらし」読んでからにしたいと思います。
ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)/ヤマグチ ノボル
￥609
Amazon.co.jp
なんだこのけしからん表紙は！
vsガリア王ジョセフ戦、クライマックスです。
感情をなくした暴君ジョセフの、過去の記憶を呼び起こし意気消失させた教皇ヴィットーリオの手腕は、見事を通し越して、最早ラスボスフラグびんびんでした。
そして、今回はタバサがサイトへの気持ちを自覚し始めた巻でもあります。「これは恋じゃない。使えるべき騎士に恋するなんて、あってはならないこと」と、自分の気持ちを必死に押さえ込もうとするタバサ…可愛過ぎるだろ、常識的に考えて…しかし、そのサイトへの恋心を利用されてロマリアの傀儡国となったガリアの新王にされてしまうのです。本物のサイトは、「王様なんかになったら、タバサが危険にさらされるから俺は反対だ」と、男前過ぎる事を言ってくれていたのに、タバサの、サイトへの気持ちを知ったロマリアの神官ジュリオが、サイトに化けてタバサに「戦争を終わらせるためガリアの王になってくれ」と、そそのかすのです！誠氏ね！いや、ジュリオ氏ね！
そんなこんなで、タバサは自分がだまされた事に気付くのですが時既に遅し、戴冠式の最中真相に気付いたタバサは、「誰に陰謀をしかけたのか、教えて上げる」と、ロマリアへの敵意を芽生えさせるのでした。
この後はエルフとの聖戦が控えていますが、やっぱりロマリア教皇がラスボスってことでおk？
それにしても、ゼロ魔もそうでしたが、途中で読むのを断念しているシリーズがいくつもあります。
「ひぐらし」は最後の1巻だけ読んでいませんし、「化物語」はどこまで読んだか忘れました。
「うみねこ」をめちゃくちゃ読みたいのですが、やはり「ひぐらし」読んでからにしたいと思います。
ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)/ヤマグチ ノボル
￥609
Amazon.co.jp