エメラルド感想 | カップめんとオタコンとわたし

エメラルド感想

MOTHER3をクリアしたので何か新しいのを買おうということで迷った結果、

MFOの影響で、何らかの形で「育てる」要素があるゲームがいいな、ということで

ポケモンエメラルドを購入したのです。(金銀までしかプレイしていなかったので)


で、4,5時間プレイしたんですが・・・合いませんでした。


育てる要素って言ってもよく考えたらレベル上げの必要なRPGと同程度かなーと。

なんというか、捕まえたポケモンに名前つけたくらいじゃ愛着なんてもてないんですよねー。

寧ろ捕まえてないポケモンがいないか、ある程度同じ街道に留まって探してみたり、

レベル低い子のレベルを追いつかせる為に最初に出して交換、ってのを繰り返したり

寧ろ普通のRPG以上に作業の多いゲームなんじゃないか、って思いました。



愛着もてないのは見た目に関してもありますね。

ぶっちゃけ、かわいいかカッコイイかどっちかじゃないと私は見た目に関心持てないんですが、

ポケモンの風貌は私から言わせて貰うと"奇怪"(笑)


いや、金銀までは割りとかわいらしかった覚えがあるんですが・・・

このルビー、サファイヤ、エメラルドの代は大量にポケモンの種類が増え、

見た目で属性等判断し辛い程複雑な風貌を持ったポケモンが多くなってしまいました。


それはゲームの複雑化も招いてるし、図鑑が大きくなったことで

収集家には目標を与えましたがライトユーザには諦める選択肢を取らせるゲームになってしまったと思います。


まぁ、当時かわいかったと記憶してるのは私が子供の頃だったからかも知れませんが。



それから、序盤でこういうこというのも何ですが、ストーリーに関心がもてない。

基本は多分今までと同じでジムバッジを集める、というのが目標だと思います。

ということはポケモントレーナーとして高みを目指すのが主要目標ということです。


しかし、ここで「アレ?」と思ってしまいます。

通常のRPGに当てはめてみると、ジムバッジを集めることはボスを倒すことであり、

ともすればポケモントレーナーとして高みを目指すことはまさにエンディングを目指す、ということなのです。


これは明らかに手段と目的が混同しちゃってる訳です。

途中、アクア団だのマグマ団だの絡んでくるのかもしれませんが、

初作のロケット団関係と照らし合わせてみるならば、

"ついでに"処理しているようにしか見えないのです。


そんなものストーリーとは呼べません。



まぁしかし、愛着云々にしてもストーリーにしてもポケモン関係に強い人なら楽しめるのでしょうね。

赤緑当時の斬新さももうないこの作品は既に「キャラゲー」の領域に達しているんだと思います。


私はアニメも見てないし特別好きなタイプのイラストでもないので合わなかったようです。


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