PC新調について | カップめんとオタコンとわたし

PC新調について

とりあえず前回ちょっと触れたPC新調に付いて語ってみようかと思います。



もう4,5年も前から意欲はあったことなのですが、今回は自作をしてみたんですね。

それにあたって、とりあえず書店にてその手の本を購入してきまして、無知なりに知識を積んでみました。


しかし岩手県というのはどうにもそういったパーツショップがない地域らしく、

入手先として有用な場所を見つけることは出来ませんでした。


仕方が無いのでネット購入という方法を取るに至ったのですが、

今回は初めてということもあり、初心者用に良いというサイコム さんのケースを使うことに。

大体の主要スペックを書くと、


CPU Intel Core2Duo 2.2G

メモリ 1G*1

HDD 320GB

グラボ GeForce7600GS


こんな感じになります。

従来のマシンは家庭のインターネット用としてお下がりで使う為、ディスプレイも新調。

用途としては主にネットゲーム、AV関連、インターネットということで、

予算もそう多くないのでそれなりのスペックで2,3年初期構成で使えればよいかな、という感じで選びました。


メモリは予算上後で更に1G増やすということでとりあえずの1G*1本。

CPUはコストパフォーマンスで出来るだけ良いものを。

HDDも然り。

グラボが一番勝負した部分でしょうか。


因みに、これにディスプレイやOS、無線LANアダプタ等諸々付いて結局12万程度。

まぁ大型家電量販店のカスタムPCと同等になっちゃった感ありますが、

その分自分のこだわりたい部分にこだわってると思えば普通に安いといえると思います。


とは言えドスパラなどで見るとこれより若干安い価格で手に入ったようですが・・・。



そんな訳で、これを発注。

サイコムは組みあがった完成品を販売するのが基本なのですが、(だから多少高いのかと)

パーツによる発送も行っています。


届くまでに割りと時間がかかりましたが、

早速取り掛かると、導熱シールの性質に気づかず、

何度かCPUクーラーを付けたり外したりしてしまうミス。


致し方なく一旦中断して密林の急ぎ便で導熱グリスを取り寄せ、

一方でホームセンターにてラッカー用薄め液等を購入して、グリス到着後再開。

無駄に一手間掛けましたが結果的にCPUクーラーの性能を引き出したと思って納得することに。

(実際効果あるんじゃないかと思います)


その後はとりあえず何とか組みあがりいざ起動。

すると・・・何やらBIOS段階で一度止まってしまう症状。

ググってみるとよくあることだそうで、CMOSクリアを行えば解消することが多いとのことだったのですが、

試してみるも解決せず。


「なんぞ~?」と思いマザボの公式ページを開いてみて愕然。

なんと今回使用のCPUに厳密には対応していない模様。

「だからか~orz」とうなだれるも今回はまぁ初めてっつーことで泣きを見ることに。


勿論、PC自作する際の心構えというか準備段階として下調べがしっかり出来てなかったのが悪いのですが、

サイコムはマザボ、ケースを選択するとそれに合うパーツを一覧で絞って表示するシステムの為、

問題ないものとばかり思い疑うことを殆どしていなかったので・・・。

一応メールでも「この構成で不備はないか」と一度念を押して聞いていたのでまさか何も無いだろうと・・・。

ソケット部は合うので動かない訳じゃないんですが、残念です。

CPUをもう1ランク下げてたら普通に対応してた・・・という後悔も。

ま、しょうがないですね。



そんな訳で出来たのが今の愛機です。

流石に自分で作ると愛着の度合いが多少違ってきますね~

とは言え従来のマシンもやはり使用歴がありますから、

作ってないにしても愛着は深いのですが。



今回は一応自作とは言っていますが前述の通り、

自作を簡単にする手法を取っているケースを使用しているんですね。


詳しくはココ を見て欲しいんですが、

まずマザーボードを固定するネジの数が大幅に少なくて済みました。

まぁこれは自作サイトなどと差がありすぎて逆に疑心暗鬼になって作業大分とまっちゃったりしたんですが、

それを考えなければ手間はかなり省けてると思います。

更にドライブ類の固定も非常に楽です。ネジ要らずで黄色い固定具をパチンと押し込むだけ。

写真のようにHDDの部分は手前にスライドさせられるので作業もしやすくなっています。



あとは完成後の使用感ですが、

エアフローがかなり良いのではないでしょうか。


ちょっと私の狭い見聞での判断なので信憑性ゼロかも知れないんですが、

私が従来使っていたマシンは省スペース型であからさまにエアフロー悪そうなマシンだったのですが、

それで真夏に起動しているといかな比較的涼しい東北地方といえど、

昼間には簡単に熱暴走の警告音が鳴ってしまっていたんですよ。(85℃)


時にはそれすらなしに落ちてしまったこともありますし、(90℃?)

私がそのブーピー音の意味を知らない頃などはそりゃもう普通にありました。

総計7回程度CPUが落ちたことがあると思います。


そんな訳で大分危ない感じだったのですが、

今の愛機は真夏の起動でも触ってちょっと温いかな、ぐらいの体感温度で、

パッシブダクトや排気ファンの風も外気温と殆ど変わらない温度。

動作に余裕があります。


全体的なマシンスペックの向上によって、

当時ハマっていたラテールはかなり快適になりましたし(ラテは元々そんなにスペック必要ないですが)、

グラボいい物に出来たお陰でパンヤも綺麗に表示されるようになりました。

(以前は3D表示がうまくいかず、さまよう鎧のようなキャラも・・・)


ラテールしながらニコニコ鑑賞など出来るようになり、PCライフが大分豊かになりました。



今回は反省点が幾つか残る結果となり、

まだ未修得な部分も多いかと思うので次回もある程度手間が要るかも知れませんが、

とりあえず今回は満足のいく結果となり、安堵。



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