実は大友花恋さん、
航太の母親役の
石田ひかりさんとは
ドラマ『屋根裏の恋人』で
共演しています。
しかも石田さんの娘役だったので
第4話で航太が
母親の作ったいなり寿司を食べて
涙するシーンは
きっと我がことの様に
感じたのではないかと思います。
(^_^)
自分はそんな思い入れのある
ドラマの見方をしますが、
なるべく先入観を交えずに
作品を評価する様にもしています。
今回の第4話で
特に印象深かったのは
佐野勇人さんの演技です。
件の航太が母親の作った
いなり寿司を食べるシーン、
航太の台詞が無いんです。
ダブル主演の
飯豊まりえさんの台詞もありません。
台詞の無い演技って
絶対に難しいはずですが、
佐野勇人さんそれをやりましたね。
もしあのシーンで
「お母さ~ん」とか泣いてしまったら
17歳の子供なんですよ、
あそこで何も言わなかったのが
『僕だけが17歳の世界で』
というドラマの
本質を体現しています。
航太は嬉しかったんですよ
だから何も言わなかったし
何も言えなかった。
(^_^)
しかし、
あのシーンで台詞を入れないのは
おそらく脚本家にとっても
かなりの冒険だったはずです。
脚本家はシナリオは書けても
映像的表現に関しては
ほとんど現場まかせに
成らざるを得ません、
以前のブログで花恋さんが
当て書きが多いといってましたが、
佐野勇人さんなら
台詞無しでも行けると
脚本家ないしは監督が
判断したのでしょうね。
私の個人的な感想としては
成功だと思います、
あの演技は光ってました。
(^_^)
物語も半分が終わり
佳境に差し掛かりますが、
次回は何と5話6話
二話を一挙配信だそうです。
ここまで出番の少なかった
伊織役の結城滉星さん、
実は戦隊ヒーローのレッドを
演じていたんです。
戦隊シリーズ初のダブルヒーロー
『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS
警察戦隊パトレンジャー』
結城さんは警察戦隊のレッド
パトレン1号でした。
そしてライバルである
ルパンレンジャーのレッドは、
花恋さんと同じ事務所の
伊藤あさひさん、
更に悪役であるギャングラーの幹部
ザミーゴを演じたのも、
やはり花恋さんと同じ事務所の
入江甚儀さんなのです。
パトレン1号は
研音グループの宿敵といっても
過言ではない。(過言です)
しかし結城滉星さん、
熱血ヒーロー感を完全に消して
シリアスな役を演じています。
その辺も個人的には
見所なんですよねぇ、
滉星さんも凄くいい演技してます。
(^_^)