本日(日付を日付またいだので今日です)
より放送の
『新米姉妹のふたりごはん』
リアルタイムで見ましたが
面白かったです。
(^_^)
花恋さんもブログに書いていますが
料理がとにかく美味しそう😋
細部のこだわりが
大迫並みに半端ないです。
原作ではハモン・セラーノの原木は
小包で届きますが、
ドラマでは輸入食品会社の社員が
届けてくれます。
これは原作者の柊ゆたか氏のTwitterに
果たして生ハムの個人輸入は
検疫を通るのか?
という疑問から
このような変更になったと
書かれています。
ドラマでその原木は
頑丈な木枠に入っていて
釘抜きを使って開けるのですが、
実際に空輸や船便の場合
段ボールでは強度が弱いので
開けるのに一苦労するような
木枠に釘を打ち付けて
頑丈に保護されています。
この辺の徹底したこだわりには
驚かされました。
別にリアルに描けばいいってものでも
ないんですけどね、
ディフォルメした方が
分かりやすい場合もあります。
ユング派の心理学者、
河合隼雄さんの著書
『イメージの心理学』に
釣りを例にした話が載せられています。
よく『逃した魚は大きい』と言いますが、
そうした話は誇張されていて
実際よりも大物を釣り上げたと
言っていることが多々あります。
しかし、その人が本当に言た話しいのは
魚の大きさではなく
自分がどれほど凄い体験をしたかという
体験そのものなので、
その喜びを伝えるために
『鯨を釣り上げた』とか
『金の鯛を釣り上げた』という
イメージを使って表現していることを
理解する必要があると述べられています。
この『新米姉妹のふたりごはん』では
あやりとサチのキラキラとした心情を
美味しそうな料理で
ビジュアル化しているのですが、
『金の鯛を釣り上げた』というような
美味しそうなイメージとして
描くのではなく、
逆に徹底したリアリティーによって
表現しています。
ドラマでは
鉢植えのバジルを摘んで
バゲットに挟んでいますが、
この鉢植えバジルは
ローズマリーと寄せ植えになっています。
バジルって
めっちゃ虫が付きやすいんですよ、
その対策として
香りの強いローズマリーを一緒に植えると
防虫効果があるんです。
これ、ハーブに詳しい人なら
おお!と感心する所で、
料理や食材に詳しいスタッフが
物凄くこだわって作っているのが
よくわかります。
なので本当に料理が美味しそうなんですよ、
これは2話以降も期待できます。
(^_^)
『新米姉妹のふたりごはん』
テレビ東京にて
毎週木曜25時より放送です。