ブラジル料理 コステロン ジ ボイ を食べる | グラールの探求

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先日、
といっても先月なのですが
またまたブラジル料理を食べてきました。

今回もおなじみ
ブラジル国旗🇧🇷と同じ
緑と黄色のカナリアカラーが印象的な
『レストラン ブラジル』です。



今回オーダーしたのは
『コステロン ジ ボイ』(牛バラ肉炭火焼き)
『ライスセット』(ライス、煮豆、サラダバー)
『ファロッファ』(マンジョッカ芋の粉)
『ビナグレッチ』(野菜のワインビネガー和え)
『コーヴィ』(ケールの炒め物)
『カウド ジ カンナ』(サトウキビの搾り汁)


今回のメインは
コステロン ジ ボイ。

コステラとはバラ肉の意味で
ボイが牛肉。
つまり牛骨付きカルビです。

サンパウロなどの都市部では
ピカーニャという
牛のお尻の肉が人気なのですが、
南部のガウショーと呼ばれる
牛飼いの間では
このコステラが一番人気なのだそうです。

こちらのお店では
バラ肉の中でもショートリブ、
牛の脇腹の肉を使い
炭火でじっくり焼きあげているとのこと。
確かにかなりしっかり焼かれています。


骨が飛び出ているように見えますが、
これは焼けて肉が縮んだため。
焼き加減はかなりウエルダンです。
とても噛みごたえがありましたが
その分、骨と肉は簡単に剥がれたので
結果的に食べやすかった。

ちなみに焼き加減は注文できますが
ブラジル本国では
結構しっかり火を通す店が多いらしく
これも本場の味、
ということでしょうか?


味付けはシンプルに岩塩のみ
バラ肉ですがあまりこってりしていません。
塩味は濃い目でかなりしょっぱい。

しかしご飯のおかずとしては
これくらいでも丁度良く、
野菜のビネガー和えのビナグレッチを
たっぷりかけて食べると
とても美味しい。



飲み物は
カウド ジ カンナ


サトウキビの搾り汁で
これもブラジルではメジャーな飲み物。

屋台で売りに来て
その場でサトウキビを搾って
飲ませてくれるそうです。

味は言うまでもなく
甘ったるい。
しかし精製した砂糖の甘さとは違い
どこか懐かしいような
植物のもつ素朴な甘さを感じます。

コステロン ジ ボイ が
かなり塩味が強いので
それに負けない甘さが美味しい。
この組み合わせは
なかなか良かったですよ。



今回も満腹です、
ご馳走さまでした。