ブラジル料理 | グラールの探求

グラールの探求

ブラジル料理に関するブログやココファーム・ワイナリーなどのブログ。

先週、シュハスコというブラジル料理を食べてきました。

地元の群馬県大泉町は、日本のブラジルタウンとして有名な町。
日本に居ながらにして本場のブラジル料理が食べられるのが大泉町のいいところ。

やって来たお店は
その名もズバリ!
「レストラン ブラジル」

オーダーしたのは、
「エスぺトン デ ピカーニャ」
「ライスセット」
「マンジョッカ フリッタ」
「コシーニャ」
「モーリョ ビナグレッチ」
「カイピリーニャ」

いいね、実にブログ映えする 笑

一際目を引くのは、奥にそびえ立つ串刺しの肉ではなかろうか。

こちらの料理が
「エスぺトン デ ピカーニャ」
牛イチボ肉串刺し300gです

シュハスコと呼ばれるブラジル式のバーベキューで、肉を豪快に串刺しにして、炭火で焼き上げたシンプルな料理。
こちらのお店では、この様に専用スタンドに突き立てて提供されるので圧巻です。
トングで挟んでナイフで切り取って食べます。
味付けは、肉本来の旨みを味わえるように岩塩のみ!
男らしい!

ピカーニャというのは、日本ではイチボというあまり聞き慣れない部位。
牛のお尻の一番先の方の肉ですが、赤身で柔らかく、牛肉の旨味をダイレクトに感じられる、シュハスコでは人気の部位なんです。
私などは、
「肉食べたい」
ではなく、
「ピカーニャ喰いたい!」
と感じるほど美味い肉です。

私の場合、まずこのまま三分の一ほど食べて、肉そのものの味を楽しみます。
そして、残り三分の二に差しかかっからところで
「モーリョ ビナグレッチ」
が登場。

シュハスコにかけるソースですが、ソースといっても野菜がザクザク入っていてサラダのよう。
トマトや玉ねぎを、オリーブオイルとワインビネガーで和えたもので、
酸味が利いていて日本のステーキソースや焼肉のたれとは一線を画します。
このビナグレッチをかけると、シンプルな塩味だけの肉料理が、一気にブラジル料理に変わるのです。
肉の旨味と爽やかなビナグレッチの相性が良く、肉料理ながらサッパリと食べられます。


ライスセットは
ごはん
フェイジョン
サラダバー

フェイジョンというのは、塩味の煮豆。おしるこ状にとろけているのを、ごはんにかけて食べます。



割りと素朴な味で、ごはんに良く合う。
私は割りと好き。

サラダバーは、トマトやレタス、ポテトサラダなどが取り放題。お代わりも自由。なのでカラフルに盛り付けてみました。

欲張って全部のせ。笑
上に乗っている細かいダイス切りのものは二種類のチーズ。
ブラジルのチーズは味が濃くて、とても美味しいんですよ。少し変わったサラダになって面白かった。


そしてサイドメニューから二品。
マンジョッカ フリッタ

タピオカの原料にもなる、マンジョッカという芋のフライで
淡白な味のさつまいものような感じ、少し里芋のような粘り気があります。

コシーニャ

鶏肉をポテトで包んで揚げた料理でねっとりとした食感。
普通はもっと大きいのですが、このお店ではとても小さい一口サイズです。

最後に、カイピリーニャ
サトウキビの蒸留酒ピンガのソーダ割り。

ブラジルではポピュラーなカクテルで、
砂糖が入っているので甘口ですが、度数は強目
搾ったライムの実が入っていて、緑色がとてもおしゃれで美味しかった。



いや、肉300gにライスに豆、サラダ、サイド2品も食べたのでお腹いっぱい。
これだけ食べてお会計3380円は安いね。
とても美味しくて大満足でした。



このブログでは、ブラジル料理を中心に、大泉町のブラジル文化を紹介していきたいと思います。