妊娠30週目。
朝マックのソーセージエッグマフィンが食べれるようになって一週間、
いつでも嘔吐できるくらい気分は悪いし、
口の中も気持ち悪いし、よだれつわりもまだあるし、
外に出て運動なんてできる余裕はまだまだありませんでしたが、
嘔吐するのは1日に2~3回ほどになりました。
正直これだけでもかなり身体は楽になりましたが、
「もぅ吐きたくない。」
と、逆に嘔吐する事が恐怖となってきました。
やはり嘔吐するのはしんどいし辛いし、
水吐きのおかげで少し楽に吐けるようになったものの、喉や身体への負担はかなりあるので、
嘔吐した後はベッドでぐったりするしかないので。
そんな思いが通じたのか、
妊娠30週目から1度も嘔吐しない日も出てくるようになり、よだれつわりもいつの間にか終わっていて、
一週間のうち、1~2日くらいしか嘔吐しなくなりました。
そしてソーセージエッグマフィン以外にも、
お弁当屋さんのお惣菜の白和えや、ほうれん草のお浸し、ポテトサラダ、などが少しずつ食べれるようになりました。
でも口の中はまだまだ気持ち悪くて、
なにを食べても美味しいとも感じませんでしたが、
少しずつつわりがおさまってきていると感じれる事が本当に嬉しくて、
この頃から少しずつ自分でスーパーへ買い物に行ったり、
徒歩5分ほど先にある公園へ行ってみたりもできるようになり、
旦那さんともようやく会話が成立できるくらいに喋れたりもできるようになって、
旦那さんも「ようやくやなぁ~!」と喜んでいました。
そしてこのころ自炊もようやくできるようになり、ごはんを炊いたり、簡単な野菜スープや味噌汁だけは作れる時に作りおきするようにしました。
しかしそんな日々は長く続かず、
妊娠33週目。
つわり再開。
口の中の違和感、吐き気、
なにより、
赤ちゃんが大きくなってきたことから胃の圧迫が始まり、
食べて1時間後くらいに消化しきれなかったものを毎日嘔吐するようになりました。
決して食べすぎてる分けではなく、
自然と食べれなくなってきていたので、
朝は食パン5枚切りを半分とヨーグルト。
昼は食パンの残りと目玉焼きか卵焼きかスクランブルエッグ。
夜は白米50~80gほどと野菜スープやお味噌汁。
といった感じ。
しかしどれも食べた1時間後には消化しきれなかったものを嘔吐。
そして、お腹の張りも頻繁に出てくるようになり立ってても座っててもしんどいし、
股関節痛も出てきて脚を伸ばしたりすると、
夜中でもつったようなくらいの激痛がくるので、頻繁に夜中も飛び起きて痛すぎてのたうち回るので、旦那さんを何度も起こしました。
そして、
妊娠39週目の現在もずっと同じ症状のままで陣痛がくるのを今か今かと待ち続けています。
正直、早くこのつわりから解放されたくて
適正産の37週目でもぅ出てきて欲しいと願って
いましたが、
7週目からほとんど運動もしていなければ外出もしていないせいか、
お産の進みは残念ながら遅くなりそうで、
主治医からも積極的に散歩して運動しましょうと言われています。
私もようやくゴールが見えたので、
もぅ外で吐こうが1日でも早く出てきて欲しいので、どれだけしんどくて吐きそうでも1日一万歩を目安に歩いています。
赤ちゃんには本当に申し訳ないけど、
妊娠7週目からこの39週目まで、
自分のことで精一杯、自分以外のことは考えられず、
はじめて胎動を感じたときも、
「お願いだから動かないで。気持ち悪さ倍増するからやめて」
とお願いしたり、
自分に全く余裕がないので、お腹に話しかけたりする胎教はほぼしてきていません。
その代わり産まれたら今までの10ヵ月分以上の愛情をかけて育てていこうと思ってるし、
旦那さんにもたくさん愛情を返そうと思っています。
このブログのはじめに書いたように、
本当につわりの症状は様々で、
重症悪阻(おそ)になる妊婦さんもほとんどいないし、重症悪阻で入院したとしても医師やネット情報であるように12週目以降は落ち着いてきて、食べたり歩いたり、よく言うマタニティライフが待っているとおもいます。
しかし私のように7週目から全くつわりの症状が落ち着かず、ほぼ10ヶ月間つわりに苦しみ耐え続ける妊婦もいます。
つわりは本当に孤独です。
症状が重くても軽くても本当に孤独です。
だからどうか、身近の友達や奥さんがつわりで苦しんでいたとしたら、
良く頑張ってるね。ありがとう。一緒に頑張ろうね。と声をかけてあげてください。
決して自分にはわからない、理解出来ない、経験がないからと、
産めば終わる。
一生続く訳じゃないから。
つわりは病気じゃないから。
と否定的な言葉掛をしないであげてください。
たかが10ヶ月と分かっていても、
孤独感とつわりの辛さで死にたい思いと毎日毎秒戦っています。
いつかつわりが軽減される薬が開発され、
苦しむ妊婦さんがいなくなることを願いつつ、
私のつわりの記録を終わらせていただきます。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
いつかこのブログが重症悪阻の方の救いになりますよう。