かかりつけの産婦人科が休診日だったこともあり、
救急で受け入れてくれる大きな総合病院に運ばれました。
診断は、脱水症状と栄養失調症。
点滴を3本入れることに。
赤ちゃんは無事でしたが、血液検査の数値があまりにも良くないことから、
入院をしてほしいと言われ、そのまま入院することに。
この時は、
また点滴したら明日には元気になってる。
と思っていました。
記憶してる限り、入院するのは産まれて初めてでした。
点滴をいれ始めて一時間後、
強烈な吐き気に襲われてナースコール。
胃液を嘔吐するも、吐き気はおさまらず
何もでないけどえずいているだけ。
これが約一時間以上続き、
看護師さんに、
吐き止め入れましょう!
と言われ、
とりあえず私は渡された袋から顔を離せず、
何が起こっているのか全くわからず、
看護師さんが何かしらの薬を入れてもらい、
ようやくえずきがおさまりました。
でも、いつでも嘔吐しそうな強烈な吐き気はずっとあって、
でも嘔吐することはなくてという状態が続き、
看護師さんに予備の吐き袋をたくさんもらい、
消灯時間となりました。
でも強烈な吐き気のせいで、
この日は一睡もできませんでした。
翌朝、病院の朝ごはんが運ばれてきたとき、
匂いが凄く嫌な感じがして、
即嘔吐。
ご飯は、食パン一枚、小松菜のおひたし、フルーツで特に匂いが気になるような物はなかったのに、受け付けませんでした。
水分補給だけでもと思って、温かいお茶を一口飲んだ瞬間、お茶の味がダメで嘔吐。
食べ物を見てるだけで気持ち悪さがくるような気がして、看護師さんを呼んで食事を下げてもらいましたが、
吐き気はおさまらず、
そこから産婦人科の先生の回診がくるまで小一時間、
吐き袋から顔を離せずでした。
回診にきた先生からは
1日1.5Lの水分補給もしくは自力で4割の食事が摂取できないと
今のままではまた脱水になるので退院は危険です。
と言われ、引き続き入院することに。
その日も点滴に繋がれっぱなしの生活で、
お昼ご飯も運ばれてきた瞬間から嘔吐。
でもお腹はペコペコで気が狂いそうだったので、
吐いてもいい!
と思いながら白米を食べると以外とすんなりたべれて、あっという間に白米完食。
と思った矢先、全て嘔吐。
お米が喉と鼻に詰まり、本当に最悪でした。
咳き込むし、鼻の奥は息をする度に気持ち悪く、普通に呼吸するのが地獄状態に。
ここから、またえずいているだけの時間がスタート。
看護師さんに吐き止めを入れてもらい、
空腹を忘れるためにひとまず寝ることに。
夜のご飯が運ばれてくるまで爆睡できたものの、
起きた瞬間に嘔吐。
夜ご飯に煮魚が出て、少し食べてみたら魚の生臭い感じがダメで、吐いても吐いてもその匂いが身体中にまとわりついてるような感覚になり、嘔吐がとまらなくなりました。
看護師さんに吐き止めを入れてほしいと伝えるも、8時間は開けないと入れれないと言われて、
暫く地獄を見ることになりました。
この日はそのまま消灯の22時近くまで吐き続けることになり、意識を失うように眠りにつきました。