無題@題名募集中 | You and I can (not) be "Genius"

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喰人のブログ。。。

大好きなアニメのことや、毎日の生活などの話題が中心です。

たまーに自作小説を書いたりします


お久しぶりです。
喰人くんです。

さて、久しぶりの更新で、またもあの小説をうpしちゃいますよ!!

でわでわ、まだ前のを見てない人はそちらから。
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律は人目につかない木陰で膝を抱え、伏していた。
「…お前の悪い癖だな。」
近付いて声をかけると、ビクッと律の体が震えた。
顔を少し覗かせ、上目遣いでこちらを見つめる瞳は、心なしか潤んでいるように見えた。
「…なんだ、春馬か。」
「ああ。文句あるか?」
「春馬は昔からおせっかいだよね。」
両目を軽く掌で撫でる律。
薄くメイクが伸びた気もするが、基本的に律はそんなに厚化粧ではないので、気にする程ではない。
だが、本人は気になるようで、しきりに目元を擦っている。
「やめとけ。目に入ったら痛いぞ。」
だが律は、俺が忠告しても聞こうとしない。
「知ってる。メイクしたことないくせにそんなこと言わないで。」
ようやく直ったのか、それとも諦めたのか、律は擦るのをやめ、俺の方に向き直った。
「それで?どうかしたの?」
「そりゃ俺の台詞だ。いきなりどうした?」
俺の言葉を聞くと、律はバツの悪そうな顔をして、うつむいた。
「だって…だって…だって…」
律は両手を握り、細かく身体を震わせている。
声は割れてだんだん小さくなり、彼女の瞳からは、大粒の涙がこぼれていた。
気が付けば、俺は彼女を抱きしめていた。
「…春馬?」
律が逃げ出したくなった気持ちはよく理解できる。
律は、なまじ嘘がつけない正直なその性格のせいで、相手からの言葉もそのまま正直に受けとってしまう。
そんな律が自らの誇りである「探偵」の職を失格だと言われたのだ。
そのショックは、律の一番近くに、一番長くいた俺だからこそ解るハズだ。
なら、彼女の傷心を癒せるのは俺だ。
律を抱く腕の力を強め、一層側に寄せる。
「はっ…春馬っ⁈ちょ…やめっ…んっ…」
「お前は昔から、なんでも一人で抱えすぎなんだよ。たまには俺も頼れ。」
律を腕から解放して、俺は彼女に言った。
律の顔はこれ以上ないくらい真っ赤に染まっていて、その潤んだ瞳が何とも扇情的で…
俺は彼女に抱いた煩悩を振り払うように踵を返した。
今のは律を落ち着かせるために、と自分で言い訳がましいことを考えるが、更に動悸を速めてしまったのは顔を見れば一発でわかる。
どう考えても、抱きしめたのは余計だった。
だが、あの時の律を見た瞬間、どうしても抱きしめなければならないような気がしたのだ。
言い訳だと言われればそれで終わりだが、俺はそれを言い訳だと言うことなできなかった。
触れれば割れてしまうような繊細な硝子のようで、触らなければすぐに風化してしまうような脆さがある。
どうせ壊れてしまうのなら、彼女の温もりを感じて壊したい、というのは俺の我儘なのだろうか?
彼女の全てを感じていたいと願う俺は傲慢なのだろうか?
様々な思考を重ねて一歩を踏みしめた俺の後ろから、「ありがとう」と声がした気がした。
白い木蓮の花のような声だった。
彼女を守れるなら、彼女と過ごせるなら、自分の何を犠牲にしても構わない。
俺はその時、真剣にそう思った。
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どうでしょうか。

かなりめんどいことになりましたwww

これからが不安ですね。

なんとか上手くまとまるように努力します。

でわ、また次回お会いしましょう。