- 米国のセントラルミズーリ州立大は、同大の数学者と化学者の2人が
- 過去最大の素数を発見したと発表した。
素数は、1とそれ自身の数字以外に約数がない数字。
同大などによると、2人が発見した素数は915万2052ケタで、昨年2月
に記録された781万6230ケタを大幅に上回った。
今回の素数「3154……3871」を新聞のページ全体に印刷すると、
約726ページ分になる。
2人は、世界の約7万台のパソコンを結んだネットワークを駆使して膨大な
計算を実施、先月中旬に最大素数の発見にこぎつけたという。
東京大学の平木敬教授(コンピューター科学)によると、大きなケタ数の
素数を求めるには、2を何乗かした数から1を引いた数の中から探していく
方法が一般的。様々なテストで素数の候補を絞り込んでいき、その数が
割り切れないことを多数のコンピューターで計算し確認する。
平木教授は「このやり方で難しい暗号の解読も可能になる」と今回の研究
の意義を話している。
- 私の知り合いにも、ふと見た数字が「素数」であると、喜んでるやつがいます。
- 自然界では、「素数ゼミ」とか話題になり、その理由とかも興味がある。
- 素数の確かめもロジック的にはそう難しくはないと思いますが、なんせ
- 凄い桁数の為、コンピュータの性能が要求されます。
- あ、今の私の年齢は、素数だ。
- Paulo Ribenboim, 吾郷 孝視
- 素数の世界―その探索と発見
- 堀場 芳数
- 素数の不思議―その発見からコンピュータ計算まで
-
- 吉村 仁
- 素数ゼミの謎
- John Derbyshire, 松浦 俊輔, ジョン・ダービーシャー
- 素数に憑かれた人たち ~リーマン予想への挑戦~
「どこかで働くフリーのブログ」
