先日調停があり、調停離婚が成立しました。
まず、前回の調停でこちらは不倫に対する慰謝料100万円を請求していた。
だが、元妻は不倫を否定。
慰謝料は払わないと言ってきていた。
その事についてから調停員と話が始まった。
こちらは慰謝料請求を取り下げる気はないと伝えた。
しかし、向こうは慰謝料を請求されてもお金に余裕があるわけじゃないから、破産になって支払出来ないかもしれないと言っていたと調停員から伝えられる。
それを聞いてこちらの弁護士より今回の不貞については向こうは反省の色が見えない為悪質と判断して破産したとしても免除されないものになると伝え、向こうの出方を伺う形になった。
向こうからの言い分は、慰謝料は拒否。
不倫をしていないからとのこと。
だが、誤解を生むような事をしてしまったこちらに非があるので、本日調停成立になるのであれば解決金としていくらか支払います。
とのことだった。
しかも、条件はまだあり、今回不貞を疑われている男には慰謝料請求をしない事を約束して欲しいと言ってきた。
元妻が目の前にいたら、その言葉っておかしくないか?と言いたい気持ちにかられた。
不倫をしていない。していないから慰謝料は払わない。
なのに間男には不倫の慰謝料請求をしないで欲しい。
そう、言っているのだ。
明らかに矛盾している。
と、言うか墓穴を掘っている。
俺はその場にいる調停員と弁護士に気持ちを伝えた。
「不倫をしていないって言っているのに、その言葉っておかしくないですか…」
言葉を発している途中から涙が止まらなくなった
この時は急に涙が止まらなくなり、自分でも何が何だか分からなくなってしまっていた。
それに、落ち着こうと考える余裕すらなくなっていた。
中々落ち着けず、
調停員より少し席を外してゆっくり落ち着いてからで大丈夫ですよ。
そんな言葉をかけられたと思う。
そして、控え室へ行き少しの間泣き続けた。
何分経ったかわからないが、少しずつ落ち着いてきて、俺はなぜこんなにも泣いているんだろう。
そう考え始めた。
少し考えたら、
あぁ、俺はまだ元妻の事を好きなんだ
そう言う結論になった
不倫された。証拠もある。
でも、本人が認めたことが辛かった…
悔しかった。俺の人生何だったんだ…
そう思った...
でも、ふと息子の事が頭をよぎった。
もう、昔みたいに3人で楽しく暮らすことはできないけど、俺には息子がいる。
近くにいてくれる。2人で楽しいことたくさんしていける。
そう思ったら涙を止められた。
涙が止まって落ち着いてきてから、弁護士と解決金の話をした。
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