少しの間幕間のつもりで見て下さい。


家を買うことになったきっかけは、俺が運転(俺しか運転できない)で出掛けているときの事だった


妻からこの後不動産会社とアポ取ってあるから、このまま行こう

そう言われた。

この以前にも住宅展示場は行ったことがあり、収入的にローンも厳しそうとなっていたため、俺は家を買うとしても今じゃないと思っていた…

だから相談もなく勝手にアポを取って、しかも出先で急に言われる。

それがたまらなく腹が立った…

が、ドタキャンは良くないと思って仕方なく向かった…

まだ産まれて間もない息子も一緒だと言うのに、夕方の6時頃から話を聞き始めて7時を超えた頃、たまたま安く売れる?建てられる?物件ができたと言われ月々の支払の目安を教えてもらうと、妻の助けがあればギリギリ生活できるかな…

と言う値段だった…


元々マイホームは夢だったし、息子のためにも広くて騒音をあまり気にしなくて良い一軒家は理想だった。

だから妻に「今と同じような生活は出来なくなるけど、協力してくれる?」といった内容の質問をして快諾してくれたので購入することにした…

この時点で夜の8時頃だったと思う…


そうして家の購入が決まり、住宅ローンなどの申請もして定期的に家の間取り等の話し合いををしに行く日々

正直お金の心配がたまらなくあったけど、家族と一緒更に言えば妻と協力すれば乗り越えられると思っていた。

ところが、色々と決まった後妻の下着がうん10万するものでローンを組んでいるのだか、サイズが合わなくなったからまた新しく買いたいと伝えられた…

そんなことは今まで1度も相談すらされたことがなかったから愕然とした…


これから家を買うって時にそんな下着を使ってるのか…

と…


それでも、話せば分かってくれると信じて話した。

「ローンって借金だよ?2人で稼いで生活していくんだから、稼いだお金は家族のものでしょ?下着に気を遣うのはダメだとは言わないけど黙って買うのは違くない?」

そんな感じだったと思う…


その時は納得してくれたと思っていた...


そうこうしてい家が完成して引っ越しをした。

引っ越した後、やれ冷蔵庫が小さい。

脱衣所に稼働棚がほしい。

太陽光パネル着けたいから着ける。

安くなっていたテレビを買った際は壁掛けが良い等ただでさえローンで家計が圧迫されていたのに一年居ないにあれこれ買わされる…

更に言えば断ると不機嫌全開になってしまう。


なんなら家を買う前のように2週に一回はショッピングモールに出掛けたがって、出費が減る様子がない。

しかも、お金がきついからと言うと不機嫌全開。


生活費が足りなくなるのも時間の問題だった…


当然、俺の給料は全てを生活費に当てて、それでも足りなくなっていた…

妻にもお生活費を居れてもらっていたが、俺の給料はほぼ全てローンの返済や息子の保育園光熱費など、毎月支払わないといけないものに消えてしまう…

食費や出掛ける費用など、を考えるとた全く足りない…

そんな状態が半年以上続き、もう後がないと言うときに妻にも話してダブルワークをしようと考えた…

面接もしていたが、妻から私も助けたいからダブルワークすると言ってもらえた。


最初は俺が働くから無理しなくて良いと伝えたが、少しでも力になりたいと言ってくれたので、助けてもらうことしにした。


すると、なんと妻の方が先に決まり、職場が夜のお店だった…

昼間働いてそのまま夜のバイト

当然息子の面倒を俺が見ることになり、俺はダブルワーク所では無くなってしまった…

だが、その後タブルワークをしても妻は家に入れる生活費を増やすことはなかった…

時給と勤務日数や時間を計算したら8万位収入が増えているにも関わらず…だ


そんな生活が続き、ある日急に妻は配信活動を始めた。

夜のバイトが終わった後25時頃~何時までかは分からないが明け方までやっていたみたいだ…

時々深夜に妻の歌声で目が覚めるときがあったので、明け方までというのは確かだ


当然そんな毎日を送っていれば寝不足になる…

寝不足でお風呂で湯船のなかで寝てしまう日が増えたそうだ…

しかも、その決間か休みの日もほぼお昼になるまで起きてこない…

寝不足だっていのは分かりきっているのに、お風呂で溺れかけたからこれは何か病気かもしれないと言い始め病院にかかった。

結果は病的な問題は無し

当然の結果だった。


この時には俺も生活費の事も妻の生活習慣の事もありイライラする日が増えていた


そんな日々を送っていたある日。

妻と休みが被って今日は夫婦らしい夜を過ごせるかなー!

なんて楽しみにしていたら、先に寝ていた。

疲れてるだろうし、仕方ないかと自分も寝ようとしたらスマホの画面が光っている。

俺は興味本位で画面を見てしまった…

そしたらその画面には、ある配信アプリの画面で

「早く死ぬなんて言わないで。あなたが死ぬなら私も死ぬ」

と妻が言っている画面があった。


数ヵ月前から妻は家に居るときは片耳にイヤホンを着けて何かを聞いている毎日だった。

家族の事を蔑ろにして配信を聞いている

ご飯のときも息子と接している時もだ…

それが配信で、その相手に対してだった…


俺の中で何かが弾けてしまって、耳に付けているイヤホンを外して布団に投げた

妻が起きたので問い詰めた


その時妻は謝りもせず、友達とのおふざけだと言った…


俺は次の日もイライラがおさまらず、酷い態度を取ってしまっていた…


それが離婚を考え始めたきっかけだったそうだ…


だが、本当はそんな理由ではなかった…