日常の崩壊6の続きです
妻が離婚調停の申し立てをしたと通知が届いた後、弁護士と話し合いをした。
離婚話になった経緯と探偵を雇うことになった経緯。
それから現状までを全て伝えて、今の気持ちを整理していく
でも、離婚話から3~4ヶ月経っても心の中はぐちゃぐちゃで不倫されていると頭では分かってはいたが心のどこかで戻ってきてほしいと思っていた。
それもそのはず、妻は学生時代に俺が何度もアタックしてやっと射止めた大切な人だったから
残りの人生全て一緒にいて、老衰かは分からないけど、死ぬ時はどっちが先なのかな…
先に逝かれたら俺は寂しくて耐えられないな…
でも、俺が先に逝ったら寂しい思いさせちゃうかな…
なんて考えてたほどだった…
そんなに大好きな人だからこそ裏切られたショックは大きくて辛くて...
周りに相談すると「そんなやつ別れて良かったじゃん」「もっといい人が見つかるよ」等と言われて、口先では「そうだよな。」と言いつつも2年前にローンで買った家を何とか残して耐えられたら、妻が戻ってきたときにまた迎えられるかな…
とか考えてた…
弁護士に相談するときも毎回と言って良いほど涙が止まらなくなってた
そうこうするうちに第一回調停の日になった
息子は俺と一緒に生活しているけど、親権は最後まで争うことになると思っていた俺は調停員に親権だけは譲れないと伝えた。
それ以外の主張はその時は考えてなかった…
ここまで来ているのに復縁できる可能性を失いたくないと思ってしまっていたのだ…
そしたら、向こうの主張は「親権は争う気がないから譲る。でも、財産分与は家の分以外はお互いの名義通りにしよう」と言ってきた。
俺は愕然とした…
そんな簡単に息子を手放すのか…
そんなに間男が良いのか…と
財産分与も借金は住宅ローン以外は全て俺名義
生活費の補填に使った消費者金融
太陽光パネル&蓄電池の工事費用
オール電化にした費用
家族の足に使っていた車のローン
息子の英会話教材のローン
等4~500万程
それに対して妻の名義は俺が知る限り貯蓄が100万程あった。
しかも婚姻費用分担調停も申し立ててきて、俺のことはもちろん、一緒に暮らしている息子の事も全く考えていない主張だった…
幸い婚姻費用については弁護士も調停員も、こちらにもらう権利があると言ってくれたため、妻がそう言うことをしてくるなら、こちらも申し立てる事にした。
一回目の調停ではここまでの話で終わった…
第二回調停へ続く…