玉野市にある「日比観音院」。

正確には、「與楽山常光寺観音院」というそうです。

宗派は、高野山真言宗で、瀬戸内三十三観音霊場の第4番。

児島八十八カ所の第17番札所。

境内から見る、日比の住宅地の眺め。

こちら、登り口にある児島八十八カ所の石柱。

年号は「嘉永元年」ですかね。

「是ヨリ渋川村」「金剛庵十六丁」と書かれているようですね。

階段を登ると、すぐに、お地蔵さんが安置されている場所があります。

階段の入口のことろに「子安地蔵」という看板がありますが、このお地蔵さんが「子安地蔵」なのでしょうかね。

色々と、不思議なものが張られているのが見えますよね。

この、張られているものは、何でしょう。

名前であることは、間違いないのでしょうが、何の名前なのでしょうね。

階段の途中に、このような鬼が居ました。

左に見えるのが、大師像。右に見えるのが、鐘楼です。

この鐘楼は、昭和61年、戦時中に日比精錬所で亡くなった中国人25人の供養のために作られたものだそうです。

「日中友好の鎮魂の鐘」

と、呼ばれるそう。

さて、今回、この観音院に来てみたのは、最近、読んだ本の中に、この観音院に、キリシタンが奉納をしたと思われる、マリア像が刻まれた石灯籠があると、写真と共に、掲載されていたため。

しかし、見つけることが出来なかった。

残念。

その本の説明によると、元々は、キリシタンの墓石だったものが、灯籠の一部に使われて、奉納されたのではないかという話。

実物を見てみたいところですね。

観音院。