昨日の朝の藤井海岸。

二隻のタグボートが、沖合に停泊をしていました。

 

拡大します。

 

物陰に隠れて、よく見えないですよね。

 

この二隻のタグボート。何をしに来ているのだろうと思っていましたが、写真、右に見える、先日、進水した巡視船「ひろしま」を移動させる支援に来ていたようですね。

昨日の帰りには、もう、巡視船は、見えない場所に、移動されていました。

 

そして、こちらが、今朝の藤井海岸。

何だか、いきなり、秋の雰囲気ですよね。

昨日の空とは、様子が違う。

空の雲も、「秋の雲」といった感じがする。

 

こちらの船が、停泊中です。

朝日が、良い感じ。

 

さて、少し、余談。

 

今朝の新聞に、岡山県で、いわゆる「中高年の引き籠もり」と呼ばれる40歳から64歳の人が、推計で、1.1万人いるという記事が、掲載されていました。

これは、どうも、岡山県議会で話された話のよう。

 

詳しく、記事を読むと、どうも、2023年に行われた内閣府の調査で、40歳から64歳の、いわゆる「中高年の引き籠もり」の人が、全国で、2パーセントくらい、存在するという結果が出たそう。

その割合を、岡山県に当てはめれば、1万1千人ほどの「中高年の引き籠もり」の人が、県内に存在をしているだろうという話。

 

ちなみに、今回の調査の定義は、「半年以上、仕事もせず、家に居る」ということのようです。

 

深刻な問題ですよね。

この人たちは、親が亡くなった後、一体、どうやって生きて行くつもりなのでしょう。

 

もちろん、「引き籠もり」という見た目の現象は同じでも、当事者、本人の「心の中」「精神状態」は、様々なのだろうと思います。

 

単なる、「仕事をするのが嫌」という、怠け者。

何らかの病気を抱えていて、そもそも「働くことが出来ない」という人。

本当は、「仕事をしたい」という気持ちは、あるのだが、他人と関わることが苦手なために、一歩を踏み出すことが出来ない人。

一度は、社会に出たのだが、そこで、トラウマになるような体験をし、仕事をすることに恐怖を感じている人。

 

などなど。

 

最初に挙げた「単なる怠け者」というのは、論外ですが、恐らく、こういう人は、少数派なのではないかと想像します。

多くの人は、何らかの問題を、心の中に抱えて、家に引きこもっている。

何らかの支援が必要なのは確かなのでしょうが、これが、相当に、難しい話なのではないでしょうか。

 

しかし、一人一人の心理状態に合わせた支援をするというのは、かなり困難で、しかも、最も、重要なのは、最終的には、本人自身の気持ちということになるはず。

また、若い頃ならば、人生、やり直しということも出来るでしょうが、もはや、中高年。

人生をやり直すというのは、ほぼ、不可能かとも思うところ。

 

また、「家の中に引きこもる」というだけではなく、「仕事はしているのだが、会社と家の往復だけで、他者との交流がない」という人を「広義の引き籠もり」というそうで、僕は、これに、当てはまる。

将来的に、誰も、頼る人が居ないというのは、やはり、不安なところで、それは、狭義の「引き籠もり」の人と、同じなのかも。