さて、今から、5年か6年くらい前に買った、このパソコン。
実は、買った直後から、調子が悪く、買って2ヶ月後くらいに、キーボードが、全く、反応しなくなってしまった。
電源を切ることも出来ない。
このパソコンを買った家電量販店に行って、修理に出したのですが「どこにも、異常はありません」という話。
取りあえず、基盤を交換しましたからということで、帰って来た。
それから、また、2、3ヶ月後に、また、キーボードが、全く、反応せず、電源を切ることも出来ないので、また、修理に出したのですが、結果は、同じ。
そして、また、数ヶ月後に、また、同じ現象。
そして、また、修理に出したのですが、全く、同じで、異常は無いので、基盤を代えたというだけ。
一体、何だ、と思いながら、使っていたところ、また、同じ現象に。
もう、持って行っても仕方が無いと、しばらく放置をしていたら、また、使えるようになっていた。
そんなことを繰り返しているうちに、どうもキーボードが使えなくなると、バッテリーを全て、消費をすれば、また、復活をするということに気がつく。
だから、修理に出した時には、修理工場に行った時には、バッテリーが切れていたので、正常に戻っていたということ。
だから、どこが悪いのか、分からなかったということになる。
バッテリーが切れたら、復活するのなら、バッテリーを外せば良いのではないかと思い、また、キーボードが反応しなくなった時に、バッテリーの蓋を外してみると、思った通り、復活。
こういう、不良品に当たると、買った側としては、大変ですよね。
大量生産をしているので、不良品があるのは仕方が無いと思うのですが、こういう、原因不明の不調が続く場合、新しいものと交換をしてくれないものかと思うところ。
そして、そうやって使っていると、今度は、「Windows10」が「Windows11」に更新されるという話。
この更新は、無料で行われるという話だったので、更新をしようとすると、何と、このパソコンでは、性能が足りないので、「Windows11」に更新が出来ないということ。
このままでは、2025年には「Windows10」のサポートが終了してしまうので、このパソコンは使えなくなってしまう。
困ったものだなと思いながら使っていると、1年ほど前から、ウイルスにでも感染したのか、それとも、余計なものを、勝手にダウンロードして、そのプログラムが勝手に動いているのか、パソコンの立ち上げに、とんでもない時間がかかるようになり、また、インターネットの閲覧などをしていると、パソコンが、頻繁にフリーズするようになってしまった。
パソコンに詳しい人なら、直すことも出来るのでしょうが、僕には、その技術はない。
そろそろ、新しいパソコンを買わなければ駄目だと思い、半年ほど前に、パソコンを購入。
今は、そちらを使用し、このパソコンは、しばらく、放置をしていた。
しかし、最近、ふと「linuxをインストールしてみようか」と思い、さっそく、本屋に出かけて、この本を立ち読み。
しかし、パラパラと見ていたところ、僕の技術レベルでは、とても手に負えないなと思い、断念。
実は、10年ほど前にも、その時、本を見ながら、古いパソコンにlinuxをインストールしようとして失敗し、パソコンが使えなくなってしまったことがあるんですよね。
そして、また、しばらく放置をし、また、思い直して、今度は、ネットで、linuxのインストール方法を調べてみたところ、linuxの「ディストリビューション」によっては、かなり簡単にインストールが出来るようなので、早速、実行してみました。
この「ディストリビューション」とは、linuxの種類のようなもののようで、linuxにも、多くの種類があるよう。
ちなみに、上の本に書かれているのは「Ubuntu」というディストリビューション。
ネットで調べていると、linuxの「mint」というディストリビューションが、簡単にインストールできるようだったので、実行をしてみることに。
しかし、これがまた、上手く行かない。
ネットのページに書かれているlinux「mint」のインストールの手順を読みながら、手順通りに進めてみたのですが、早速、起動用のUSBの製作でつまずくことに。
ページに書かれた手順通りにやっているのですが、なぜかエラーが出て、USBの製作が出来ない。
これが、誰にも頼ることが出来ない独学の辛いところですよね。
プログラム言語の勉強にチャレンジした時もそうでしたが、本に書かれている通りにやっても、なぜか、エラーになり、そこから先に進めない。
そこで、まず、そのページを離れ、取りあえず「linuxの起動用USBの製作」の方法を書いたページを探して、色々と見比べて、検討。
その中で、もっとも分かりやすく、簡単な手順で書かれたものを探し、何とか、起動用のUSBの製作に成功。
ほっとしたところ。
そして、その起動用USBからパソコンにlinuxをインストールする訳ですが、また、手順通りにしても、linuxではなく、Windows10が起動してしまう。
なぜだ、と、また、ネットで検索。
すると、そもそも、最初に、パソコンの起動の設定を変えなければならないということを知り、手順を読んで、やってみる。
まず、最初に、USBを起動させるように、パソコンの設定を変更。
これで、ようやく、電源を入れると、USBからlinuxが起動し、無事、インストールが始まったのですが、ここで、おかしなことに気がつく。
僕は、linuxの「mint」をインストールするつもりで手順を進めていたのですが、なんと、インストールされたのは「Zorin OS」という名前のもの。
なぜ、そうなったのか、どうも、よく分からない。
この「Zorin OS」とは、一体、何だと思い、また、ネットで検索。
すると、この「Zorin OS」とは、linuxのディストリビューションの一つ。
2009年に開発をされたもので、何と、当時、12歳と14歳の少年が中心になって開発されたそうです。何とも、凄い。
現在は、アイルランドの首都ダブリンで、ロシア人技術者が中心になって、開発が進んでいるということのよう。
有料版もあるようですが、僕がインストールしたのは、当然、無料版。
ようやく、インストールが終わったので、使ってみたところ、見た目は、Windowsと比べて、大きな違いはなく、ネットを見て、遊びで使うくらいなら十分です。
まともに動かなかったパソコンが、サクサクと動くように復活。
これで、Windows10のサポートが切れても、使い続けることが出来る。
これから、少しずつ、暇つぶしに、勉強をしてみようかと思うところです。