今日も良い天気なので、王子が岳の下、国道430号を、海を見ながら、少し、散歩。
ついでに、近くに「天満宮ゆかりの井戸」というものがあり、昔から、気になっていたので、写真に撮って来ました。
この屋根のついた木の看板には「史跡天満宮井」と書かれているようですが、字がかすれて、あまり、よく見えない。
ネットで調べると、かつては、もっと、海よりにあったものが、道路を作る時に、この場所に、井戸枠だけが、移されたということ。
「天満宮」とは、菅原道真のことで、菅原道真は、政争に敗れ、京都から、太宰府に左遷をされることになる。
その途中に、この場所に立ち寄り、杖を地面についたら、水が出たという言い伝えがあるそうです。
この井戸がある場所は、住所としては、倉敷市児島唐琴になります。
しかし、玉野市八浜大崎に「硯井天満宮」という神社があり、こちらにも、太宰府に向かう途中に菅原道真が立ち寄り、当時は、まだ、海だった干潟の一か所から水が湧き出ているのを見つけ、そこで歌を詠んだという言い伝えがあるそうです。
硯井天満宮は、その菅原道真が見つけた井戸を中心に、神社を作ったものだそう。
児島唐琴と八浜大崎は、児島半島の南と北、正反対の土地になるので、太宰府に向かう菅原道真が、双方を通るというのは不自然で、あり得ないこと。
やはり、どちらも、菅原道真にあやかった伝説ということになるのでしょう。
ついでに、海の写真を二つ。
潮の香りがしていました。