「レンズマン」と聞くと、僕と同世代の人は、懐かしく思うのではないでしょうかね。
僕は、1984年公開のアニメ映画「SF新世紀レンズマン」で、初めて、「レンズマン」のことを知り、なかなか、面白かったので、E.E.スミスの原作小説を買って、読みました。
映画の物語と、小説の物語では、全く、内容が違いましたが、小説の方が、ずっと、面白い。
当時、僕が読んだのは、この四冊。
シリーズは、まだまだ続き、外伝や、他の著者が書いたシリーズもあるよう。
それだけ、人気シリーズだったということでしょう。
内容は、壮大な「スペースオペラ」で、銀河の治安を守るために「銀河パトロール隊」という組織が存在する。
構成員は、地球人だけではなく、他の宇宙人たちも含まれる。
その中で、人格、能力、共に、非常に優れた者が、アリシア人から、その人個人のための専用の「レンズ」が与えられ、それを装着することで、更に、特殊な能力を備ええた「レンズマン」たちの活躍を描く。
主人公になるのは、地球人の銀河パトロール隊の隊員、キムボール・キニスン。
彼が、「レンズマン」となり、他の「レンズマン」たちと協力し、敵と戦うことになる。
銀河パトロール隊の敵になるのは「ボスコーン」という組織。
「レンズマン」は、「グレーレンズマン」そして「第二段階レンズマン」と進化をして行くことになる。
そして、キムボール・キニスンの恋人、クラリッサ・マクドガルもまた、「レンズマン」となり、その後、結婚。
その子供たちもまた、「レンズマン」に。
僕が読んだのは、上の四冊で、ここまで。
この先の物語は知りません。
「スタートレック」は、アメリカで、「スターウォーズ」は、全世界で、今でも大人気で、次々と、シリーズが映像化をされています。
この「レンズマン」は、日本で、アニメ映画となり、同時期には、テレビアニメも放映されたようですが、アメリカで、映像化をされたものを見たことが無いし、そういうものがあるとも聞いた記憶がありません。
もし、あるのなら、見てみたいところ。
また、新シリーズとして、ハリウッドで映画化でもしてくれないものですかね。