心霊現象について。

色々と、不思議な話がありますよね。

しかし、本当の話なのかどうか、眉唾ものの話も多い。

しかし、否定の出来ない、不思議な話や、本人が「嘘」を言っているとは思えない話もたくさんある訳で、その中で、「本人が、自分が体験をした『真実』を話しているのだろう」と思われる本を、いくつか紹介します。

 

 

この「病院で起こった不思議な出来事」という本は、著者は脳外科医で、自身が、実際に体験をした不思議な出来事が記されています。

病院という場所は、多くの人の「死」と関わる場所で、そこで「心霊現象」のような不思議な出来事が起こるというのは、よくある話。

この本に書かれているのは、いわゆる「オカルト」的な話ではなく、ごく、自然な話で、こういう事が、実際にあっても、おかしくはないと感じさせる。

著者自身、医者という立場の自分が、こういう話をしても良いのかどうかと考え、この本を書くまでは、ずっと、それを控えていたと本書に書かれていたと思います。

 

 

 

この「霊感刑事の告白」は、確か、宮城県警の刑事で、かなり、上の立場にあった人が、退職をしてから、自分の経験を書いたもの。

この本の著者は、「心霊現象」といっても、「霊が見える」という訳ではなく、「霊の声が聞こえる」という霊感があったそう。

この「霊の声が聞こえる」という現象が、自分に起こり始めた時は、随分と悩んだように書かれていたと思います。

上の本の「脳外科医」といい、この本の「警察官」といい、社会的信用のある立場の人。

それだけに、書かれている内容は、「嘘」を書いたものとは思えない。

 

 

 

紹介をしたいのはこの本ではなく、同じ著者の描いた漫画「ゆる視え」というエッセイ漫画。

著者が同じなので、恐らく、この本も、内容は大差ないものなのだろうと思います。

この本の著者は、子供の頃から、いわゆる「霊感」があり、その体験を漫画にしたもの。

霊感を持った人が、日頃、どのような生活をしているのか。

色々と、分かって、興味深い。

本の内容は、自分の「霊感」をひけらかすものではなく、「自分が見ているものが霊なのかどうかは、分からない」とか、「お経を唱えたりすることに、効果があるのかどうかということも、分からない」とか、「分からないことは、分からない」と、正直に描かれているので、かえって、現実味があるところです。

 

個人的には、「霊」というものが存在をするのかどうかという点については、否定的な考えです。

しかし、「霊のようなもの」「常識では考えられない不思議な現象」が、実際に、存在をすることには肯定的な印象を持っています。

 

上の三冊は「霊のようなもの」「常識では考えられない不思議な現象」が記されていて、興味深いです。