六月柿光さんの漫画「警視庁犯罪被害者支援室の女」。
この漫画は、タイトルの通り「犯罪被害者」にスポットを当てた物語。
主人公の六月柿静は、大学院で心理学を学んでいて警察の「犯罪被害者支援室」という部署で働くことになる。
犯罪被害者、そして、被害者の遺族。
理不尽に犯罪に巻き込まれた人たちが、その後、どのような苦しみの中で、生きて行かなければならないのか。
普段は、あまり、考えることの無い話。
静は、まるで、自分自身のことのように、犯罪被害者たちに寄り添い、支援をすることになる。
とても、良い漫画です。
この漫画。
ぜひ、連続ドラマにしてもらいと思うところですが、あまり、世間で話題になった本でもないようなので、難しいのかも。
しかし、浅見理都さんの漫画「イチケイのカラス」が連続ドラマになるという記事を見た時には、驚きました。
漫画の物語は、非常に、地味なもの。
裁判官という職業が、どういうものなのか。
なかなか、興味深く、面白いものでしたが、果たして、これが、ドラマになるのかと思ったところ。
もっとも、ドラマを見てみると、内容は、全く、漫画とは別物でした。
それは、それで、面白かったのですが。