おとといの夜は眠りが浅くて、いっぱい夢を見ていたのですがほとんど思い出せません。
日常の断片みたいなのとか、あまり印象的なものじゃなかったからかも。
そんな私とは反対に、息子が印象的な夢を見たらしく、珍しく自分から「夢見た~」と起き抜けに話し出しました。
「クモの巣がくっつく夢をみた」
「こわかった」
息子はクモの巣が苦手です。多分、クモも嫌い。
それが夢に出に出てきてくっついたっていうんだから、そりゃ怖かっただろうな…と思います。
最初聞いたときは、巨大なクモの巣に引っ掛かって動けなくなる夢…だと思ってました。
昆虫がクモの巣に引っ掛かるみたいに。
「くっつく」というと小ぢんまりしたイメージですが、息子は言葉の使い間違いも多いし、しまじろうのアニメで似たようなシーンを何度も見てたことがあるのもあって、私が勝手に巨大なクモの巣をイメージしてました。
でも、もうちょっと詳しく聞き出してみたところ、「クモの巣は小さいやつ」とのことでした。
でも、小さくても、顔に貼りついちゃったということなんです。
それはそれで嫌だわ…。
ただ、さらに聞いてみると、「自分でハサミで切って取った」そうです。
ハサミの使い方はあんまり上手じゃないけど、そこは夢。うまくいったみたいです
ちゃんと取れたの?と聞いたら「うん」と言ってたので。
それから、実はクモの巣だけでなくクモもいたみたいで、クモはどういういきさつかわかりませんが、「焼けた」と。「焼けた?火がついて燃えちゃったってこと?」ときくと「うん」という。
これを聞いたあと、夢判断のサイトめぐりをして調べてみました。
思ったとおり、クモの巣やクモが出てくるのは、あまり良い夢ではありませんでした。
災難やアクシデントの象徴だとか、悪意のある罠に引っ掛かることへの警告…だとか。
でも、クモの巣を「自分で切って取った」とか、クモが「燃えた」というので、何らかの悪意やアクシデントがあるのかもしれないけど、被害を受ける前に「燃えて」なくなるか、自分の力でなんとか乗り越えられるってことかな…と考えてたら、実際そのようなことも書かれてたので、少し安心しました。
警告夢を見た場合は、1週間くらいは身の回りのことに注意した方がいい…ということなので、神経質になりすぎない程度に気をつけようかなあとは思ってます。
話は変わりまして。
夢のことではないのですが…。
息子がクモの巣の夢を見た昨日の朝、起きてはいるんだけど、まだ布団の中でボーッとする私の頭の中で、なぜか「清少納言」という言葉が浮かんできたんです。その後、古文の断片や百人一首の和歌(清少納言じゃない)も浮かんできました。
朝の時点では、これらの言葉が頭に浮かんだことがちょっと気になりつつも、ま、いっか…という感じで忘れていました。
そして、今日は仕事が休みだったので子供を保育園に連れていってから、街中に買い物に出ました。姪っ子ちゃんへのプレゼントを探しに行ったんです。
何にしようかとブラブラしていたところ、とある雑貨屋さんで気になる本を見つけました。
星座の本です。
こういうのもいいかな…とパラパラめくってみました。
おおぐま座、夏の大三角、オリオン座、12星座なども。
子供の頃、教科書で見た天体写真より随分綺麗だな~。
望遠鏡の精度が上がったんだろうな~。
そんなことを考えながらふと、「すばる」のページで手が止まりました。
そこに「清少納言も愛したすばる」とあったんです。
今朝のことを思い出し、なに、清少納言だと?と見入ってしまいました。
枕草子の一節が紹介されていました。
星はすばる。ひこぼし、ゆふづつ。よばひ星、すこしをかし。
→星はすばるがいい。彦星(アルタイル)、夕づつ(宵の明星つまり金星)もいい。よばい星(流れ星)も興味深い。
清少納言と、すばる。なんとなく最近「昴」という言葉をよく見るので、へ~と思いました。あと、金星。これも最近気になっていたり…。
今朝の「清少納言」の他にも最近、頭の中で同じ言葉を繰り返してることがありました。
料理してるときとか、無心で手を動かしてるときが多いです。
ちなみにその言葉は、「ラケダイモン」と「ロンサムジョージ」
ラケダイモン…多分世界史の教科書に載ってたと思うけど、なんのことか忘れた…とあまり気にしてなかったのですが、頭の中に浮かぶことが何度もあったので、「あれ、なんか調べた方がいいのかな」と思って調べてみたら、
古代ギリシアの都市国家スパルタの公称。
または、ギリシャ神話ではゼウスとタユゲテの息子の名で、エウロタスの娘スパルテを妻としたとされる。
スパルタかぁ…。でも、だからどうした…と思いましたが、しつこく調べたら、ラケダイモンの母、タユゲテはプレアデス=7人姉妹の一人でした。
プレアデス、つまり、すばる。
ここでも昴が出てきてたんです。
(ロンサムジョージは、ガラパゴスのゾウガメのことだとすぐ気づきましたが、調べてみてもピンとくる情報には行き着かず…)
そんなこともあり、朝、清少納言が浮かんできて、出先で見つけた本の中で清少納言と昴のことが書いてあり、金星ともつながってたり…で、急に気になり出しました。
これって、何のメッセージなんだろう。ていうか、メッセージととらえて良いものか…。
昴が関係してる気はする。どっちかというと少し前まではシリウスを感じさせる気づきが多かったけど、最近プレアデスが目につく。統合…?
そんなことを考えながら家に帰ってきたのですが、多分、ここで終わってたら、わざわざブログに書こうと思わなかった。
続きがあったんです。
晩御飯の支度してる間、息子はお絵かきしながらNHKの教育番組を見てました。
食べようかというとき、前の番組が終わってアニメが始まりました。
「ねこねこ日本史」というアニメです。
日本史の有名人(卑弥呼とか織田信長とか)が猫キャラで描かれてるのですが、ちょっとふざけすぎというか、日本史をバカにしてるような気がしてあまり好きではありませんでした。で、チャンネル変えたろうか…と思っていたのですが。
この日のタイトルがなんと、「清少納言、いとをかし!」って…。
またまた清少納言かー!!とびっくりしたわけです。
意味はわからないけど、1日で三度も遭遇するからには、やっぱり意味はあるんだよ!と。
それで、いつになく真剣にこの番組をじーっと見てたんですが。
やっぱりよくわからなかった…。というか、やっぱりふざけてる…。
NHKのHPに載ってたあらすじ↓
華麗なる女流文学が花開いた平安時代。毎日セレブを夢見ていた清少納言(せいしょうなごん)は、みんなの憧れだったセレブ中のセレブ、中宮定子(ていし)の元で働くことになった。そしてある日、定子からタブレットをプレゼントされた清少納言はブログ「枕猫草子」を書くことを思いつく。清少納言は定子とのセレブ生活をブログで更新し続け、「枕猫草子」は宮中で大人気に!ついにセレブの仲間入りを果たすのであった。
感じたことを強いて言えば、セリフで「ブログ更新しよう」とか「これじゃブログに載せられない~」とかブログブログと連呼してたので、「もっとブログを更新しましょう」ということか…?と思ったくらいでしょうか。
でも、アクセスも少ないブログですからねえ…。
結局、これだ!という結論には至りませんでしたが、目に見えない存在が一所懸命何かを伝えようとしてくれてるんだということは理解できました。
ありがたいことだと思います。
もうちょっと読解力があれば…。
けど、いずれにしても。
世界は示唆に満ちている。
以前よく読んだ村上春樹の小説の中で目にした言葉ですが、やたら印象に残っていました。(表現はちょっと違うかも)
今になって、この言葉がものすごくリアルに感じられます。
これまでの人生で惹きつけられたり興味を持った物事、言葉、人物、何もかも全て。
それどころか、ふと思いついたことや普段見る夢、何気なく目にしたものまで。
どれもこれも、意味のあることだったり、必要なものだったり。
全部、繋がっているのだと感じます。
と、いうことで。
ご縁を感じた、星座の本。
姪っ子ちゃんへのプレゼントの一つにしました。
小学校低学年にはちょっと難しいかもだけど、今すぐでなくとも、姪っ子ちゃんにとって何かの示唆になるといいな…と思っています。