最初に言っておきますが、私は乙武さんのアンチでも何でもないです。ツイッターでRTする人が多いので、しばしば発言を目にする機会があり。そうだな、と思うこともあれば どうかな、と思うこともある。それだけです。

で、今日はどうかな、と思った部分。これも個人的体験にてらした感想であって、一般的にはおおむねその通りかもしれないですが。

「大人は、社会は、勝手にストライクゾーンを作り出し、そこに子どもたちをはめこもうとする。そして、どうにもその枠にはまらない子に対しては、眉をひそめたり、声を荒げたり。発達障害の子どもたちは、そうしたストライクゾーンから最も遠くに位置する存在。彼らの生きづらさは、想像を絶する。」


ここです。(下線は筆者)

私の子供時代は、先生からみたらストライクゾーンの圏内にいたと思います。でもずっと生きづらかったです。大人になってあまりの生きづらさに(自分アスペなんじゃないか)と疑って検査を受けたらADDといわれました。いまストライクゾーンと仮定されている圏内にだって、重度とは言えなくても発達障害の子はいると思います。

遅刻忘れ物はクラスでトップでしたがw 他動もなく成績も上位だったので、問題児とは言われませんでした。誰からも注目されず何のケアも受けなかった。でも毎日混乱の中に生きてました。物心ついてからずっと頭の中にホワイトノイズがかかっているので、クリアな状態を知らないです。おおむね混乱しているのであまり動かないし言葉も出てこない。一方で過集中もすごかったので、好きな教科の勉強や読書は問題なかっただけ。極度の上がり性で場面緘黙もあったかもしれないですが、端からみたらちょっとぼーっとしている、人見知りのおとなしいだけの子供です。兄をみて反面教師にしたというか、大人たちを困らせてはいけないんだ、となんとなく思っていましたし。

その他動気味だった兄のように、ストライクゾーンから出た子たちは注目され集中的にケアを受けられて、語弊があると知りつつ敢えて言うと、正直ちょっとうらやましかったです。まわりの大人たちは全力でその子に関わっていて、その大変さは察するにあまりありますが。自分には向けられたことがないので。


この乙武さんの発言はストライクゾーンの設定そのものに対して疑問を投げかけるものだったので、それについて異を唱えるものではありません。ただ、その外側にいる子たちだけに目がいくのは同じなんだな、と少し哀しくなったので、自分の気持ちを書きました。そうはいってもどっちが大変とか、程度の問題や比較を論じる気はありません。何度も言うように、自分の気持ちの問題として書きました。

乙武さんの一連のtweet まとめはここです
http://togetter.com/li/385883