週休2日が定着したいまは休みじゃない学校もあるそうだが、昔は都内の公立学校はすべて休校だった。
そして 毎年学校で組織的に販売された「カッパのバッジ」。予約販売で、お金を持ってきて申し込みをした子は、後日HRの時間に一人一人名前を呼ばれて、先生から受け取ることになる。セットで買える裕福な家の子を、軽く憎んだものだ。だってほとんど使えもしないバッジと知って、親がお金を出してくれるなんて、私には信じられなかった。
都心から電車で40分以上、さらに駅から30分ほどもバスに揺られてようやくたどり着くような町に育って、都立の博物館だの美術館だのが無料とか言われても、本気でなんのことかわからなかった。唯一隣の市にあった民間の遊園地で割引になるというのだけ、辛うじて理解できて(ふーん)と思った。バッジの値段さえ高いといって却下されるのだから、どのみち連れて行ってもらえるはずもないのだ。ことさら、大人たちにとっては平日にすぎないのだし。
バッジは、単純に、コレクションとして小学生たちに人気があったのだ。兄弟間でも、兄たちはバラ売りだけどちゃっかり買ってもらっていたことがある。私も欲しいと言ったら、お兄ちゃんが持ってるからいいでしょ、おまえはいいの。というわけのわからない理由で却下された。やっぱり、とは思ったけど。女親というのは男の子がかわいいのだ。よその家の子の同級生よりも、身内のほうがもっと憎らしく思えた。まあ私にしても、当時みんなが持ってるから欲しかった、という しょーもない動機は否めないから、文句は言えまい。
ただ、私だったら、いまも大切に持っていたかもしれない。何でも昭和を代表するアイテムとかで、プレミアムがついて取引されているらしい。兄たちなど、自分も気付かないうちに、とうの昔にどこかへやってしまっているに違いないのだ。ザマーミロ
そして 毎年学校で組織的に販売された「カッパのバッジ」。予約販売で、お金を持ってきて申し込みをした子は、後日HRの時間に一人一人名前を呼ばれて、先生から受け取ることになる。セットで買える裕福な家の子を、軽く憎んだものだ。だってほとんど使えもしないバッジと知って、親がお金を出してくれるなんて、私には信じられなかった。
都心から電車で40分以上、さらに駅から30分ほどもバスに揺られてようやくたどり着くような町に育って、都立の博物館だの美術館だのが無料とか言われても、本気でなんのことかわからなかった。唯一隣の市にあった民間の遊園地で割引になるというのだけ、辛うじて理解できて(ふーん)と思った。バッジの値段さえ高いといって却下されるのだから、どのみち連れて行ってもらえるはずもないのだ。ことさら、大人たちにとっては平日にすぎないのだし。
バッジは、単純に、コレクションとして小学生たちに人気があったのだ。兄弟間でも、兄たちはバラ売りだけどちゃっかり買ってもらっていたことがある。私も欲しいと言ったら、お兄ちゃんが持ってるからいいでしょ、おまえはいいの。というわけのわからない理由で却下された。やっぱり、とは思ったけど。女親というのは男の子がかわいいのだ。よその家の子の同級生よりも、身内のほうがもっと憎らしく思えた。まあ私にしても、当時みんなが持ってるから欲しかった、という しょーもない動機は否めないから、文句は言えまい。
ただ、私だったら、いまも大切に持っていたかもしれない。何でも昭和を代表するアイテムとかで、プレミアムがついて取引されているらしい。兄たちなど、自分も気付かないうちに、とうの昔にどこかへやってしまっているに違いないのだ。ザマーミロ