5月30日(Sun)
テレビ座談会をシンガポールのJJSGさん宅で聞かせて
頂きました。
そこにはじめて御縁のあったのが、謝さんでした。
冒頭から「なぜ生きる」という高森顕徹先生のご著書の中の
内容について質問が出ており、それにお答え頂きました。
「なぜ生きる」P45、L4
「フランスの社会学者デュルケムは、富豪ほど自殺率が高い
ことなどから、経済的に豊かな人ほど深刻な苦悩にさいなま
れていることを、各種の統計で裏付けています。」
経済的に豊かな人ほど、なぜ深刻な苦悩にさいなまれている
のでしょうか?
金、沢山持っている人ほど、苦しんでいる、持たない人より、
金を持てば持つほど苦しんでいる、どうしてか、という質問。
金も持てば持つほど苦しいのか、金がなくて苦しいのではないか、
全人類、金を追いかけて生きている。
金持ちほど深刻に苦しんでいる。
金ないよりも多く持った方が幸せだと思う、
全人類に投げかけた問題。
-------------------------------------------------
上記のような冒頭のお話であったと思います。
それに対し、謝さんは、「全くその通りです!」と言われ、
「シンガポールは、豊かになって狭いところで、いい車を買う
のを競って苦しんで、狭い国なのに渋滞ばかりで道を譲らず
苦しんでいる。貧しかった昔の方がずっとよかった。これも
その一つでしょう。」とのことでした。
先生の言われることは、すべてその通りで納得できるとの
ことで、とてもいい話を聞かせてもらったと喜ばれ、
休み時間や昼休みも、話がとまらず、自分も仏教徒とのこと
で、
、「私達は、今日は縁がありましたね!」
と言われるではありませんか!
座談会が「なぜ生きる」の内容だったので、英語版、中国語版を
見せると、これはいい本なので、求めたいということで、
JJSGさんが昨日求めたレシートを見せると、
「こんなに安くないはずだぞ。こんな好い装丁、カバーで
この値段ということはないだろう?」
と言い、「本当の値段を教えてくれ」と言われるのです!
また、奥さんが、上海から来て、シンガポール人になった人なので、
中国語版も欲しいとのこと。
シンガポールで初めて、「なぜ生きる」英語版、中国語版を
求めた現地の人だと思います。