香港が中国に返還されたのが、1997年(平成9年)

6月、同年10月、初めて香港に渡りました。目的は、

浄土真宗、親鸞聖人の教えを伝えるためです。

中国国内は、政治、宗教への規制は、今もありますが、

香港は旧イギリス植民地であり、返還の時の約束で、

返還後50年間は、思想信条は自由であり、もちろん、

布教も自由なのです。

これから当時の日記を公開し、コメントしてゆきます。


<1997年10月23日>

★まずは、一から
 
 昔の大学入学時を思いだし、生活必需品はじめ色々なものを
 揃えることから、始めています。なかなか時間がかかります。

  大きなもの、冷蔵庫、洗濯機、テレビなどは、備えつけで
 すので、助かります。

 住居は、香港島の、地下鉄(MTR)の太古(タイクー)
 駅から、10分かからない、高層マンションの13階にあり
 ますが、このマンションも5年程前、MTR社が、地下鉄と
 一緒に、造ったもので、駅から、エレベーターに乗って、そ
 のあと、エスカレータで、丘を上がり(大した傾斜ではない)
 少し歩いてすぐ事務所ですから、とても便利です。
 
★表札がない?

 1階に郵便受けがあるのですが、部屋番号だけで、表札があ
 りません。各個人の部屋の前には、どうかというと、こちら
 にもありません。

 香港では、郵便物は、すべて部屋番号で来るので、宛名さえ
 必要ないそうです。不動産屋に言わせれば、これがかえって、
 気楽でいいと言っています。日本人が住んでいるらしいです
 が、誰がどこに住んでいるか、全く分かりません。


※住居は、当時は全く知りませんでしたが、香港に住む日本人

 なら誰でも知っている、コーンヒル(康怡花園)のG座

 でした。

 当時、3座(棟のこと)隣りに住んでいたという東京の学生

 さんと最近縁があり、盛り上がりました。

 彼もこの時、小学生だったのですが、ここにいたのでした。

 しかもG座の塾に通っていたというではないですか!

 彼も香港が大好きだと言ってます。