北米に来て15年。

こちらの人に負けるかと議論も随分してきて、自分が望む以上の強さを手に入れました。

が、同時に自分を守る殻も随分分厚くなってしまったのかもしれません。


そのせいか、自己主張が強くなりすぎて他人を思いやる事が出来なくなってきているのかと思わせられる事件が起きました。


正直今でも私自身、その事柄を理解出来ません。

でも理解出来ないイコール間違いではない。

それは分かっていたはずなのに自分の意見を述べたことで周りを傷つけました。


自分の想いを自身が否定するのも違うけど、一方で素直に述べることが正しい訳ではないし、あらゆる角度から物事を見ないと見えない部分は沢山ある。


私は共感が苦手。

分かっていたはずなのになぜ自分の物差しで物事を判断してしまったんだろうか。

なぜ私は共感がこんなにも難しいと感じるのだろうか。なぜ気持ちに寄り添う事が出来ないのだろうか。


自分の驕りに気付かされた出来事でした。

この気付きでもう一歩成長出来ればいいのだけど。