今どきの若者は・・・という世代に自分もなったんだなと改めて実感。
先日、新社会人がTikTokで9時5時勤務で通勤に1時間かかるため、自分の時間がなく頭がおかしくなりそうだと涙で訴えているという記事を読みました。
日本ではこれに対してかなりのバッシングがあったようですが、実際投稿された動画にはたくさんのイイネがついたそう。
確かに日本ではこれが普通なので彼女の訴えはありえない。
でもここ最近の北米の働き方の風潮を見ると納得かな、という感じもせんでもない。
というのもこの人手不足の世の中、若手の雇用獲得のために各企業は必死になって働きやすい環境を整え若手を誘致しています。
ハイブリッドリモート(週何日かだけ出勤)、休暇、勤務環境などは若い人がお給料以上に重視するところ。
欧州では週休3日制が増えてきたという話も聞くし。
変わってこちらはそれよりも若い世代の学生のお話。
統計学のおねえさん、Youtuberサトマイさんが小学生の想像力が危ないという動画を投稿していました。
(こちらとても興味深い動画だったので非常にお勧めです。)
例に出されたのが「うざい」だけで成立する会話。
表現力がない今の世代は交わされる言葉にバリエーションがなく制限されているため、誤解が生じやすいという論理でした。
私はこれに加えて何かにつけて行動に費やすためのタイパも関係しているのかなと思いました。
長々と話をする時間、メッセージをタイプする時間など、時間短縮したいがために起こっていると。
今の若い世代はタイパが何よりも重要。
私の会社のインターンの20代女性はYoutubeなどの動画はもちろん映画も倍速で視聴するとか。
彼女だけでなく今世代は皆さんそのようです。
とにかく話題についていくために一応チェックする。
でも倍速なので内容が理解できないところはググって補足する、というような記事もどこかで読みました。
こんな世代だから読書なんてタイパの悪いことなんてしたくもないんだろうな。
本、映画などの業界の行き先が心配です。
それ以上に最近の若者の将来が心配になったおばさんでした。