私が本を好きになったきっかけの一冊です。
小学生のころ、夏休みになると天理教のキャンプに行っていました。
別に天理教信者ではなかったのですが、住んでた地域に天理教支部があり、その繋がりで。
アスレチック、プール、お芝居、お化け屋敷。
子供の好きなことを一杯詰め込んだキャンプでとても楽しかったのを憶えています。
そのなかで見たお芝居の一作が「モモ」でした。
私にとって初めて見たきちんとしたお芝居かもしれません。
内容は憶えていないけどとても感動したことは強烈に憶えています。
お芝居を見たあと、母にお願いして買って貰ったハードカバー。一気に読みました。
おそらく今でも一番大好きな本です。
ミヒャエル・エンデは「ネバーエンディングストーリー」のほうが圧倒的に知られているけど私は「モモ」のほうがずっと好き。
どうしてブロードウェイとかで舞台化にならないんだろう。
夏になると毎年「モモ」を思い出します。