今日はカナダの第一次世界大戦終戦記念日です。
戦場に赤いポピーの花が咲いていたことから、ポピーの花を胸につけ平和のを祈ります。
カナダにきて11年。
第一次世界大戦は日本とカナダは同盟国だったものの、第二次世界大戦では敵。
カナダの兵士をサポートするポピーの花をどうしても買うことが出来ませんでした。別に敵だと思っていたわけではありません。亡くなっていった日本兵士に申し訳なく思っていたのです。
今回、そのセレモニーで、機会があって娘の学校で平和を象徴する言葉を日本語で全校生徒に紹介する機会がありました。
セレモニーでは原爆の像でもある佐々木貞子さんが紹介されました。
セレモニーのあと、年配の女性の方から、「戦争といえばホロコーストが取り上げられるけど、日本でもこんなことがあったことは以外にも知られていないからこうやって紹介されたのはよかったわ」と声をかけて頂きました。
貞子さんの紹介は学校側が計画したものだったから、当日まで私も知らず、私が誉められるものでもないのですが、嬉しかったです。
これまでこだわってポピーを買うことができなかった自分を恥じました。
戦争のない平和な世の中を心から願います。