最近、疲れているのか、イライラしたり、人と比べて自分の位置を確認したりしてしまいます。

そんな自分がすごく嫌で無性に煩悩を消したい、俗世を捨てたいと強く感じることがあります。

 

で、いろいろ調べてたどり着いた一つのサイト。

true-buddhism.com という仏教学のサイトです。

 

もともとお寺が大好きで、子供が成長し、夫が先だったら出家もいいなと考えています。

そんなときに出会ったサイト。

 

そこには史上最大の大富豪も歴史上の偉大な人物も、どんなに富や名声を手に入れても死を目の前にしたときは皆後悔しか残らなかった。では、人は何のために生きるのか。幸せとはいったい何なのか。というとてつもない大きいテーマに取り組んでいます。

 

私は20代のころ、インドを訪れて激しいカルチャーショックを受けました。

厳しいカースト制度のなか、毎日ある家族に仕え、夜は一人で床で寝る女の子と1週間を共にしました。

何がショックだったかというと、彼女がとても幸せそうだったから。家族と離れ、10歳という若さで一人裕福層の家庭に仕え、食事も寝床もすべて冷たい床の上。でも、彼女は幸せそうだった。だって、彼女からすれば屋根のある場所で眠ることができることはそれだけで幸せなことだから。

彼女だけじゃない。インドの国全体が活気があり、皆幸せで目がキラキラしている印象を受けました。

 

それ以来です。私が一切物欲を感じなくなったのは。

 

さて、話は戻り、人はなぜ生きるのか。

お金が人を幸せにしてくれるわけではないのは明らかですが、功績や努力ですら空しく感じるのであれば、人は何のために生きるのか。

 

私は思うのです。毎日を一生懸命に突っ走るのも人生。毎日が楽しければいいとのんびり過ごすのもまた人生。

何を幸せと思うかは人それぞれ。自分にとっての幸せとは何なのかを見出し、インドで出会った彼女のように、この世に生を受けた1分1秒を無駄にせずに精いっぱい幸せを感じることが私たちの生きる意味なのではないでしょうか。